絶望に効くクスリ4巻。再読。

日本人って相手をリスペクト（尊敬）することが足りないと思う。
謙譲語とか尊敬語があるくせに、相手の立場を自分より上とか下とかで野次ったり、胡散臭い空々しいお世辞を言ったりするじゃん。
お世辞を言う事つまりは褒める事と尊敬する事って違うと思うんだけど……。
なんて、昨日のハローワークのおねぇさんに言いたい。俺の過去をウジウジ詰るのもいいけど、最終的には「君は頑張れば大丈夫だよ」って笑顔で言えよ！！

てことで、昨日の惨事で欝に押し入ったおいらは12時間ほど爆睡をかましました。ベッドの中で「俺を雇う会社など無い。もうお終いだ、一生ニートだ……」と愚図っていましたが。
まぁ、そう愚図っていればドラえもんが現れるわけでもないので、１時に起き、食事を摂る。
『ＭＯＴＨＥＲ３』が欲しいが、お金が無いので『絶薬』の糸井重里さんの回を読む。
糸井さんって、同じ群馬出身でちょい親近感あるけど、「おいしい生活」のキャッチフレーズを知らない世代なので、おいら的には赤城で埋蔵金を探す男。
まぁ、そんな糸井さんの半生を読み思うことは、最初に戻るけど「相手を尊敬する」って事さ。
どんなに酷い人だって尊敬する点があるはずだし、それを無視して「あいつは仕事が出来ない」とか「馬鹿だ」とか「不細工」「無一文」「高卒」とかそんな一面性だけで判断しちゃいけないって事。
偉い人ほど相手を尊敬する行為を大事にすれば、それを見習い部下とか周囲が学習して世界中が相手を尊敬しあう世界になるんじゃないの？『実るほど頭を垂れる稲穂かな』って言葉は未だに通用しているの？

絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.4) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)

名言

どんな相手だって見くびればその時点であんたの負けなんだよ。
いつも相手を自分の姿と思って挑めよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　それでいいのですか？/より子