ブラックラグーン5巻

ブラックラグーン』5巻を読了
タイの海賊が双子の殺し屋や武装メイドと戦う漫画。
5巻は舞台を日本に移してヤクザとロシアンマフィアとの抗争を軸に主人公のポジショニングを自覚させる話。その話の中心人物として、抗争に巻き込まれてヤクザの組長になってしまう(いや、ならざるえなくなり)女子高生の雪緒ちゃんがとても悲しいサガを背負っていて虚しくなった。頭が良すぎて選択肢を狭めてしまう彼女が最後にあのような運命になってしまうなんて。いや、あれしか答なんて出せないくらい彼女には選択肢が無かったんだけどさ。あるとすれば場所の違いぐらい。
と、まぁ、そんな感想はいいとして、
『女子高生がヤクザの親分に……』
あれ、これって最近テレビから聞こえていたよね。
あぁ、そうなんだ。この5巻の話って、『セーラー服と機関銃』のオマージュなんだね。
と、気付いた時にはもう『セーラー服と機関銃』の放送時間が終わっていた…………。

ブラック・ラグーン (5) (サンデーGXコミックス)

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