大東京トイボックス第二話

すっかりコミックバースを毎月購入して、こうなったら定期購読でもしようかと思う昨今です。
はい、今月も読みました。
今月は「ゲームに於ける暴力描写は犯罪を誘発する因子になりうるか?」という今を切り取ったようなテーマが主体です。
最後の記者から「ゲームは青少年に影響を与えると思うますか?」の問いに仙水が答えた、


「ゲームというのは場合によっては何時間、何十時間もかかります。他人の人生をそこまで拘束しておいて、何も残らないモノなど、一体何のために造るというのです」



もう、これを読んだ時俺は久々に痺れた。日本橋ヨヲコの『G戦場へヴンズドア』の「かわいそうになあ。気づいちゃったんだよなあ、 誰も生き急げなんて言ってくれないことに。なあ。 見ろよこの青い空白い雲。そして楽しい学校生活。 どれもこれも君の野望をゆっくりと爽やかに打ち砕いてくれることだろう。 君にこれから必要なのは絶望と焦燥感。 何も知らずに生きていけたらこんなに楽なことはないのに、 それでも来るか、 君はこっちに。 」の阿久田哲人の言葉と、プラネテスの星野八郎太が叫んだ「俺は一人で生きて一人で死んでやる。それが完成された船乗りだ」の言葉以来。
とにかく、俺はもしかしたら人生を変えてしまう漫画にまた出会ったのかも知れない。嬉しい、とても嬉しいけど、この作品を全て読み終えた時、俺はきっと何かを始めてしまう、それは傍からみたらとても無謀な事を。それが少し怖い。



P.S
現在読みかけの本(感想はいつになるか未定)
「僕らの終末」機本伸司
「SPEED BOY」舞城王太郎
江利子と絶対―本谷有希子文学大全集」本宮有希子


P.S2
敬愛するボイルドエッグスの新人賞に毎度投稿している「時里キサト」さんのHPをたまたま見つけて読んでいたら、類似点があったのでアンテナに追加します。
『脳内会話』を期待している稀有な方は好きかも……。
時里キサトさんのブログ
「春奈、涙を流しちゃだめだよ」


ついでに、って言うとかどが立つかもしれないけど。
ネガティブハッピー繋がりで過去に紹介した梅田君のブログもアンテナ追加。受験ガンバ。
ネガティブハッピー文梅日記にようこそ!



てことで、脳内彼女を持つ方大募集。