いつも何かに生き急がされているような気がする。

心を患った人は誰に頼まれたのでもなく小説を書いたり、絵を描いたりする。
と、河合隼雄の本に書かれていた事を思い出す。
用は、何かを伝えたいのにうまく伝達する方法を知らないが為に心を患い、これじゃダメだ!と一念発起して、その思いを小説なり絵なりに託すのだろうと思う。
じゃあ、俺もそうなのだろうか?
先週より連載を始めた『古見マドカと必要性』
一話しかアップはしていないが、大体の話は9割方完成している。
なら、とっととアップして、てめぇの気持ち悪い感性を世間の皆様に御覧戴けよ。この豚!
と、お思いの方もいるでしょう。
でもさ、何というか、恥ずかしいものよ。自分の恥部を晒すみたいで。(一応宣言したから週一でアップするけどね)
別にプロ小説家志望じゃないし、もち自分に文才なんていうけったいなものが在るとは微塵も思っていない。こんな事をいえば読む人に失礼かもしれないけど、これってある種の自己満足を他人に見せ付けているような気がするんだよね。昔さぁ、クラスに一人はいたじゃん、珍しい文具やアイテムを購入すると誰彼かまわず見せびらかして「凄いでしょ? これ中々手に入らない物なんだよ。(これを手に入れた私って偉大でしょ?)」って言うスネオみたいな奴、そんな奴と俺の行為って同じに思えるんだよね。
あぁ、憂鬱。もといU2


話は変わり、
会社の先輩方に「趣味は何?」と訊かれる事が多く。まぁ、そこから可愛い?後輩と親近感を持つという社交術の一つだと思うけど。
その問いに対して、「あぁ、なんだろ?TVを観る?いやいや、そんなにTVを観てもいないし。ゲーム?最近のゲームに疎いしなぁ。wiiも買った当日以来一回も起動していなし。映画をよく観るじゃん!!と言ってもDVDだし、週2本ぐらいじゃ、趣味とは呼べないよな。好きな監督とか俳優いないし、じゃあ無いな!『先輩、特に無いです。』」
と、答えていたら、先輩の堪忍袋の緒が切れたのか、「本当に何にも無いのかよ!!」と逆ギレされてしまった為に、俺は夜の町を車でグルグル回って趣味探しをしています。
今日は、ちょっと気になっていた。ガンダムのカードゲームをゲームセンターに行ってプレイ。
連邦軍ジオン軍に別れて戦うのですが、なんとなくジオン軍に所属しました。
なんとなくジオンに入った僕は、インド人みたいなサポーターに仕事内容を教えてもらいました。インド人(♀)は、僕の操る口の尖がったザクがジムを倒すと、まるで東大に現役で受かった女子高生のようにおおはしゃぎをそてくれました。模擬戦では僕のジオン軍は余裕で勝利を得ました。
そして、本番。僕はアホの坂田みたいな容姿で、18の頃から板金職人。と言った感じのおっさんがまた口の尖がったザクを操り、そのおっさんの動きを僕指揮官が操作しました。相手は模擬戦のようにジム。
苦戦しつつもゾロゾロと湧いて出るジムを時間の限り撃破して勝利。しかし、勝った高揚感よりも、坂田師匠の乗るザクがマシンガンを撃ち、とげの付いた盾でジムを殴る姿に何といえない敗北感を感じました。だって、横のゲーム機では、ベテランの連邦軍がまるで札束のようなカードの束を駆使して一目でこれは破壊力があるぞ。と言わんばかりのバズーカを装備したガンダムがバシバシジオン軍を熨しているんですもの。こんな人と戦場で鉢合わせしたら、僕が新城直樹(皇国の守護者の主人公)でも無い限り、負けは必至。結局は経験と金が物を言う世界で、早々とこの一年戦争から離脱することを決めました。

と、言うことで、今はそんな敗北感に打ちのめされて新たに立ち寄った漫画喫茶でこのブログを書いている所存でございます。
前回の漫画喫茶よりも大きめの店内で漫画も充実。ネットゲーも利用出来る種類は多く、いいムードが漂っていますが、客少なし。何故ならビジネス街のど真ん中にあるから。客が少ないのは落ち着くからいいのだけど、少なすぎると不安。
まぁ、前回よりも300円ほど高めの価格設定でも大満足な場所です。


それにしても、次は何にチャレンジしようかと考え中。
趣味って見つけるのは難しいものですね。