一日延ばしは時の盗人

深夜に思い立ち苦しんだ事。



「僕らが、学園モノに惹かれるわけはきっともう取り戻せない学園生活。夢に描いたまま成せなかった学園生活を手にしたいからだ」



いやいや、あれだよ。先日クラナドをあんなに罵った結果、結局見たからじゃないよ。あれだよ。ネギまネギまを観てさ。実写版。
ロボ子だけコスプレという21世紀型イジメをみてさ。
あぁー、もうやめろよ。ネギまファンに夜道を襲われてフルボッコにされちゃうよ。


とにかく、
クラナドネギま関係なく。
学園モノが廃れない理由は、終ってしまった青春への回帰と、叶わなかった青春の復興を夢見て、大人になった僕らが見るんじゃないかな、かな。



よーし、話を変えよう。
テーマは『僕がJOJOを好きな108の理由』
オレがJOJOを好きな理由は「心理戦」と答えたいが、一番手の男が悠々と答えてしまった為、喋る事がなくなってしまった時の為に108個考えておけば困らないだろうというテーマ。
1.どんな敵でも思想がある所。
2.画風
3.ジョースター
5.荒木先生は現人神だから
6.月刊なのに原稿枚数が異常な所。

はい。終了。


そして、伊集院光深夜の力から抜粋。



先日書いた夢が、某所で「良い小説」と捕らわれていたので、二匹目の土壌を狙い今日見た夢を紹介。


「Mくん知ってる?」
お遍路さんのような姿をした中年の女性に尋ねられた。
Mくんといえば、大学時代の友達だが今は何処にいるのか何をしているのか知らない。それより、その時の私はリーチの掛かったパチンコ台に目が離せないでいた。
「し、知りません」
邪魔くさいので一言言い捨てると、デジタル画面に目線を戻した。
「全部知ってるのよ」
雑音蠢く店内が静まり返り女の薄気味悪い声が耳元に響く。
振り向いた先に女はいなかった。
僕はMくんの事を思い出そうとした。最後にあったのは何時だ。そうだ卒業式の謝恩会で……。
女達は何を知っていたのだろうか? 僕は何故Mくんをさがしていたのだろうか?
全ては夢だ。夢に答えを道理を求めるほど馬鹿げた事はない。それにMくんがどうなろうと今の俺の生計とこのリーチは関係ない。
僕は目覚めた。
Mくんの生死を確認せず朝風呂に入った。




ハルヒMADを作る上で、小説でしか読んだことがないハルヒを延々とワンフレームごとに観た弊害で、
夢を見た。上記の夢の前の夢。
オレは時をかける少年だった。
時をかけて、中学時代に戻っていた。場所は教室だった。
先日のYさんや元カノMさんに逢って、懺悔するなり、ヨリを戻すなり、エロい事をするなりすればいいのに。したことは、クラス一の健康系美少女であったTさんと仲良く話すだけだった。
Tさんは机に座り胡坐をかいて小麦色の肌で爽やかな顔でオレの下らない会話に微笑み、脂肪の少ない引き締まった腕で突っ込みをオレの背中に入れた。
楽しかった。Tさんにときめいた。
気付くと窓の外は灰色に染まり雨がしとしとと降り始めている。
クラスの誰も外の雨に気付いていないようだ。
教室の中の中学生の僕らは、外の様子を気付いていない。
楽しく微笑んでじゃれ合っている。
既に存在しない時とは気付いていない。
これからの世界に恐れていない。