チィープトーク

「あの〜、ビオランテ。女性と話すにはどうしたらいい?」
テレビを見ていたビオランテは振り返りコバチを見る。
「えっ、話したいの?普通に話せばいいじゃん。」
「そうなんだけどさ。つまんない話したら女の子ってヒクじゃん。」
「そう?」
「そうさ!ヒかれたら最後さ!キモい〜。ちょ〜やだぁ。なんて言われるんだよ!」
「・・・・偏見すごいね。」
「いいんだいいんだ。俺みたいクズ野郎に優しくする女なんていないよ!いたって、どうせ金狙いだろ、俺金無いのに…あはは、バカだね。」
「(またあの病気だ。)まぁ、そんなに相手はあなたに笑いとか求めてないんじゃない?」
「外見と中身がクソな俺は笑いでしか武器がないんだよ!バ〜カ!もういいよ!」
コバチは暴言を吐くと部屋を飛び出た。ビオランテは一人部屋に取り残される。ビオランテはテレビに向かい呆れた顔をして一言。
「はぁ〜あ、いつもながらだけど面倒臭い。」

つづく?