銀杏BOYZ

銀杏BOYZはGoingSteady解散後、ヴォーカル峯田和伸が結成。最初はソロ名義でしたがその後、安孫子真哉(Ba)と村井守(Dr)とチン中村(Gu)をメンバーに迎え2003年本格的に活動開始。
その後の展開や、発売CD、ライブはオフィシャルHPを見てくださればいいと思います。


まずに気付く事はゴイステを聴いていた方が銀杏に移行するのが正当な流れだと思います。コバチはゴイステを知らない…興味が無かった方なので、銀杏からが峯田さんとの出会いです。
歌詞内容。
推奨年齢は十代後半から二十代前半だと思います。
高校時代に思う、「同じクラスのあの娘かわいいなぁ…。付き合いたいなぁ、でも俺じゃ無理か。」といった軽い自己で作った勝手な失望感や「もうすぐ大人になってしまうのは嫌だけど、仕方ないんだ。」と言った諦め。青春時代にみんな感じて悩んだけど、結局答えが出ない事を歌っています。峯田が愛を歌えば何処かガキ臭くて、日本の現状を歌えば中二病に罹った中学生のようです。でも、そこがかっこいいです。みんなが心のどこかでは思っているけど恥ずかしくて言えない事を声をからして歌う姿は小さい頃に見た特撮のヒーローの登場シーンの時に感じる高揚と安心感があります。
(別にサムエル・ウルマンの『青春の詩』によれば青春とは心の様相であり、老いを感じなければその者は永遠に青春期だ。と言っていたので推奨年齢はあくまで目安として書きます。)


昨日何かのTV番組で、ある青年(22)が世の中の音楽が「夢」とか「希望」とかそんな非現実的な事を誇らしく歌うから、そんな事を夢見て真面目に働く人が少なくなり夢見るフリーターが増えるんだ。(たぶんそんな内容)と言っていましたが、コバチはこう言います。「なにが悪いんですか?夢歌っちゃいけないって誰が決めたんですか?いいじゃん。かっこいいじゃん。それで最高じゃん。」なんてブログじゃ言えますが、現実世界じゃ「まぁ、そうかもね。」なんて茶を濁すのが関の山です。だって恥ずかしいじゃん。ドラマの主人公じゃないんだからさぁ。キモいと思われたら嫌じゃん。
だからこそ、自分の思いを歌う峯田さんはとてもかっこいい。峯田さんに限らずガガガの前田さんも、サンボの山口さんも、忌野清志朗さんも町田康さんも、特撮のオーケンさんも、そんな歌詞大勢の前で叫んだら恥ずかしくて赤面しないの?なんて思える詩を歌う姿は何処までも自由でかっこいいです。


もし、このブログを見て銀杏を聴く方へアドバイス
まず聴く時はリラックスしてください、深呼吸大事。そして密閉型のヘッドホンを用意、周りに家族や恋人がいないことを確認。そしてから再生ボタンを押してください。卑猥な言葉も多く出てくるので女性は先に歌詞カードを見て「あっ、これラブソングっぽい」なんて歌詞の詩を先に聴いてみたらいいかもしれません。男は一番から順に聴いていってください。これを聴いて、「なんかウルサイなぁ。」なんて思った方は、趣味が合わないととっとと諦めてオリコンの一位の曲でも聴いたらいいかもしれません。(でも、売れてる曲がいい曲なんて浅い考えは捨ててくださいね。いい曲は昔にも売れてないインディーズにもいっぱいありますから。)


多くのミュージシャンが『音楽は世界を救う』なんて24時間TVのようなことを言いますが、音楽じゃ世界は救えません。どんな曲が売れても貧困地域に置かれた少年に腹いっぱい飯を食わせれる事は出来ないし、台風で水没した家が元通りにはなりません。何も変りません。何処かの誰かの私腹が肥えるだけです。
でも、地球は救えなくても、それを聴いたあなたの精神世界が救われるかもしれません。心の浄化には最適なものであると思います。自殺する前に3000円でCDを一枚買ってみてから考えるのもいいかも……。




じゃあ、そんな所でコバチはこれからBS−2でやっている「青春舞台2005」を見ます。


あっ、コメントはいつでも一言でも、長文でも、何でもいいですので書いてください。
なんかコメント返します。

ではまた。