NEET

ニート―フリーターでもなく失業者でもなく』


「ほんまにニートなんてもん、俺が若い頃はいなかったで。もう生きる事で精一杯やった」
なんて、親戚のおじさんに言われました。
おじさん、居たって、ただ世間に認識されなかっただけ。
江戸時代にだってそんな人いたんだからいないわけないじゃん。
ニートっていいイメージないよね。
確かに経済的にはいなくなったほうがいいですから、悪役ですね。
存在意義に対してはどうこう言える分際でない僕ですが、去年読んだボーダーラインと組み合わせて読むと、ニートとは自己確実性を失った存在みたいです。
世間が言うような面倒くさがりな人もいますが、働きたくてもこう自信がない人もいるらしいですよ。大変ですよね。他人事のように言いますが、4月から僕もニートです。
本自体は、ニートとの交流や、ニートからの脱却をおもに書かれていました。
面白かったですよ。
面白がって読むものではないのかもしれないけど……。

ニート―フリーターでもなく失業者でもなく

ニート―フリーターでもなく失業者でもなく