ヤングなハロワで俺は、

毎日、ブログを書いて思うことなんですけど、俺のブログって長文だよね。
ニートなのに、毎日いろいろな事があったりいろいろ考えたり愚痴ったりしているからこうなるんだよね。
何も無い日ってある意味夢かな。



てことで、今日は若者の向けハローワークに行ってきました。
先日行ったハローワークに比べて、絶望度の低く人口密度も低い所でした。
先日ハローワークのお姉さんに言われたように、2階の学生相談室ってコーナーに向かう。
『室』って名前だけど、部屋にはなっておらずただ大部屋の端に『学生相談室』と書かれた立て札があるだけ。
近寄るやいなや、化粧の濃いおばさんに呼び止められて立て札の横の席に座らされる。
「どう言ったご用件?」
あぁ、ハローワークに行ったらココに行けって言われて。
「そう。在学生?」
いや、卒業して……。
「じゃあ、あそこの席でこのプロフィールカードに記入して持ってきて」
はい。
化粧のケバさに比べて上品な雰囲気のするおばさんで特に俺を見下した態度も無かったので素直に応じて『記入コーナー』書かれた鉛筆と消しゴムの置かれた席で記入。
先日ハロワで書いたプロフィールカードと内容はほぼ同じ物。
違う点は、卒業した学校名の記入紙の1/4を占める自己PR記入欄と、残業の有無希望収入の欄が無い事。今までの職業履歴を書くところも無かったが当たり前か。
自己PRは考えてもいなかったので、少し苦戦。おばさんが「大丈夫?」と尋ねに来るが苦笑いで応答。予想以上に自己PRの記入に手間取っている自分に気付いて適当に書く。
おばさんに渡すと、ハロワと同じような問答。
しかし、相手に学生が多いいのか優しい口調。でも内容同じ。俺の去年に対するダメ出し。
その後、去年何をしていたのか?と、訊かれたので、
何もしなかった。とか答えると相手を怒らせそうだし、かと言って就活を頑張っていたと答えられる結果を得れていない現状にソレを言うのは憚れるので。
「本を読んでいた」
と答える。
怒られた。いや、『怒かり』の感情が無いから叱咤というより注意。
「あなたの大学の就職課は学生の就職活動に熱心だがあなたを助けてくれなかったのか?」
と、訊かれてつい苦虫を噛み潰したような顔をしてしまった。おばさん絶句。
その後、このハロワのシステムや資料の位置を説明される。
ここでも「あなたに合った仕事を見つけることが大事」とか抜かしやがったのでイライラしていておばさんの話を聞いているフリをした。
この切羽詰まった状況で「あなたに合った」とかそんな余裕は要らない。適職とかそんな言葉より社会貢献をしているという事実が欲しい。世間様に顔向けできる身分が欲しいだけだ。
おばさんの説明後、直に帰るのは気が引けたので求人票のファイルを見る。
まずは自分の住む地域のファイル。ネットで調べた結果とほぼ同じだった。次に職業別、販売のファイルを読む。既卒者を求める会社無し。ファイルを戻して今度は営業のファイルを取る。新卒者と既卒者の割合は6:4くらい。
読んでいると、後ろでおばさんと同僚の会話が聞こえた。聞き耳を立てたわけではない。人が少なくBGMもクラシック、喋る人もいなかったのでおばさんの声は部屋中に聞こえていたと思う。
会話の内容は、「新卒者の内定者が4月に多く出ている。このままだと4月に全て人が内定とれるんじゃないの?」とか、そんな下らない会話だった。
ここでその会話は不謹慎じゃないのか?と怒りたかった。
俺は仕方ないにしても、他の学生に対して。
しかし、俺が怒ったら無職者の逆ギレと勘違いされてしまっては俺自身死んでも死に切れないのでファイルをガサツに片付けると身支度を整えて帰宅。


帰宅途中に、腹が減ったので帰路の近くにあった後輩のアパートに行く。
「抹茶あんぱん」というウグイス餡とは違うのかよく分からないあんぱんを喰う。上手い。
後輩はどうやら内定が決まったらしい。よかったね〜。と心にもない言葉を言ってウーロン茶を飲む。
後輩はそんな先輩の姿に心底心配した目をしていた。
乾いた笑い飛ばしながら、後輩に最大限の感謝と祝辞を述べて帰宅。