破壊魔定光

部屋に転がっていた『破壊魔定光』1巻から9巻を読み、なんかええ感じの漫画やん。なんで全巻買ってないの? と急いで全巻を購入して読みました。
内容は、
空から降り注ぐ「流刑体」と呼ばれる凶悪宇宙人を空に返すために「随行体」と呼ばれるヘルメット型ロボットを装着して戦い不良高校生「椿定光」の話。
と、これは前半の部分で話が進むにつれて、その「流刑体」が実は平行世界の自分であり、彼らはそうやって転生してまで椿定光を殺さなくてはいけない理由があって、そんな定光を護る為に現れた「神代やよい」が実は平行世界の母親で、そんなやよいを定光が好意を寄せてしまって……。
って。まぁ、マザーファっカーな主人公の話なんだよね。
最後のほうじゃ、月刊誌ながら終盤では母親(神代やよい)との情交シーンなんかあるし、
そんで、総合的な感想は、前半の定光がバリバリに強くなって流刑体をばったばった殺していく戦闘シーンは面白かったんだけど、その後のコオネのロケット作りや随行体の母星に行ったり平行世界旅行等からなんだかつまらなくなって、あぁ、俺が9巻までしか買わなかったのは、俺的には9巻が絶頂なんだな。と全巻読み終えて思い出した。終盤面白かった事は神代やよいのツンデレっぷりがまるであの元カノそっくりで過去の栄光を懐古してニタニタしたり、定光の気持ち分かるわぁー。と同感したり、急に寂しくなって膝抱えて涙が出そうになったりした。

破壊魔定光 第1巻 (ヤングジャンプコミックス)

破壊魔定光 第1巻 (ヤングジャンプコミックス)