Vフォーヴェンデッタ
マトリックスを描いたあのSF兄弟の最新作。
簡略化すれば独裁者がのさばる国で革命を起こす男とそいつに感化される女の話。
分かりやすく具体例を出せば、北朝鮮の未来かな?いや、イラクの過去?
と、ストーリーはそれほど目新しいものではなかったのですが、主人公が終始、「人は死んでも理念は死なない」と「虎は死んで革を残す、人は死んで名を残す」のことわざのような座右の銘を口走っていて、まるでツッペリみたいだなぁ。と思いました。
でも、それが何をするにも大事なんだよね。
理念無き所に信義無し、信義無き所に意義無し。
余談、
劇中にマクベスの一節
「男となるに必要ならば、何だってやろう」
を引用するシーンがあるんだけど、マクベスを読んだことがないおいらは、この一節がまるで男子高校生が夏休みに突入する前日に宣言したように思われて童貞臭い。と、思った。
いやほんと余談。
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