ハチワンダイバー

パチンコで大勝ちしてその賞金より
ハチワンダイバー一巻二巻とDMC3巻を購入。
DMCはそこそこ面白かったが、印刷会社勤めの性か、使用している紙の質の悪さに引いてしまい一度読んだだけで満足してしまった。それに比べてハチワンダイバーの面白いこと面白いこと。
前作エアマスターに於いて「萌えない女を書かせたら世界一」と評されていた柴田ヨクサルが現代において萌えの代表格となっているメイドを描くとは、そして、そのメイド将棋差しのみくる、基みるくちゃんの可愛いのか可愛くないのか判らない微妙なメイド姿。おじさん的には、デートシーンの絶叫マシーン後のぜいぜい言っているシーンが人間らしくて可愛かった。
本題の将棋シーンについては、ボードゲームという動きの無いものに対して漫画でどう緩急をつけるのか楽しみだったが、期待通りの迫力満点の画力に大満足でした。

内容は、先週の回に於いて、二こ神さんのやくざの代打ちになって負けて心身ともにボロボロになっても「将棋を捨てられない」という言葉になんだか熱いものを感じ、誰かが、確か宇多丸さんのブログに書かれていた「”夢”ってのは呪いと同じなんだよ」って言葉を思い出しました。その記事も何処かの転用だったような……
とにかく、おじさんはそんな呪われた男が登場する話が大好きなんだよ。呪われる事の無い飽き易い男だからこそね。

ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 2 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 2 (ヤングジャンプコミックス)