嘘あらすじ②

まぁ、乗りかかった船。最後まで書こう!
あらすじ?
エントリーナンバー16
作品名 夢の魔法使いドリームれーむ
作家名 遠山守
あらすじ

 レム睡眠中に起きると夢の内容を覚えているらしい。イルカが夢を見るかどうかなんてイルカに訊かなければ判らないけど、イルカはレム睡眠を必要としない。ようはイルカは夢を見ないのだ。見ていてたとしても記憶していない。誰も記憶しないものなど存在しないだろう。
 これは、夢の中の話。僕の脳と君の脳、世界中の脳が繋がった世界で起こった話。

エントリーナンバー17
作品名 「サヨナラ」だけが人生か?
作家名 河合わんこ
あらすじ

友人の長内は、リトルリーグから高校野球までエースの座にどっぷりと漬かっていた。ヤツには才能があった、そしてそれを十二分に生かす環境と飽くなき努力(向上心)があった。誰もがヤツは将来野球選手になるとばかり思っていた。しかし、神様の嫉妬か悪魔の誘惑か、はたまたライバルの陰謀か、ヤツは野球をやめてしまう。野球をやめたヤツは一人倉している俺の元に転がり込む。鳶の仕事に就いたヤツは朝早く出かけていく。「いってきます」と言う所で「死んでくる」と言って。

エントリーナンバー18
作品名 マニュアル人生
作家名 はるかあきと
あらすじ

明日を知っているということは、最小限の災害と最大限の幸福を得たも同然だ。不意の災いには対処出来るし、得られるであろう幸福は十二分に徹底的に奪える。さながら、人生のマニュアルを予め得たようなものだ。損をするような生き方をしなくていいのだ。未来に不安を抱かなくてもいい。未知なんてモノは無い。私の前には常に見晴らしのいい道があるだけ(駄洒落)。
だから、私は人を小ばかにしていた。神様気取りだった。


エントリーナンバー19
作品名 あなたの明日の為に
作家名 道喜慈遠
あらすじ

これはきっと私の罪。贖罪をいくら求めても赦されない罪。誰も断罪してくれない。
最初はいい事だと思った。彼女の為だと。誰もが求めてやまない能力だと。しかし、私は判断を誤った。人が全てを知るなんて愚行なのだ。人は何も知らないから明日に希望が持てる、今日が嫌な日でも明日は、と、今日がいい日なら明日もって、思い毎日を生きていける。全てを知ったら希望も絶望もない。感情の起伏が無い人生なんて生きてるなんて言わない。私は嘆いた。こんな結果を招いた私の愚行に。

エントリーナンバー20
作品名 夢のような砂糖
作家名 昭島瑛子
あらすじ

パテシエを目指して修行中の彼は飴細工で手を真っ赤に腫らして帰ってくる。私はいつも「そんなに辛いならなるのやめれーな」と言う、彼はいつも頭を振る。そうだ、そう思ってくれるから私は言うのだ。砂糖の甘い匂いが染み付いた彼が大好き。別に砂糖が無くても大好きだけど。<<