今が目の前の鏡の中に

昨日と打って変わってでら*1寒い群馬。
寒くて、タイピングもはかどらない。


高尚な読書家に勧められた本を買いに書店に行った所、あまりの寒さにコートの一着でも買おうと隣接していた服屋を覗いたのですが、冬服は当たり前だけど高いね。そして、店員が100点満点の笑顔で接客するものだから何か買わなくちゃいけないムードになり、仕方なく靴下を一足買って出ました。
外に出て、店のガラスに映る自分の姿。
24歳が、
靴下一足を手にぶら下げて、
5年前から季節問わずに愛用しているビンテージ物じゃないのにボロボロのジーパンで、
アディダスのジャージを着ている。
靴は、「バッタモンじゃねーの」と言われる粗悪な作りで変な色合いのナイキのスニーカー。
24だよ。





これは、もう少しいい格好をした方がいいのではないか!!
お洒落に生きたほうがモテるのではないか!!
つーか、俺、服の趣味は普通だと思っていたけど気付けば、とんだ悪趣味なのではないか!ときメモで言えば、デートに行ったものの、女の子が趣旨俺を無視するくらいセンスが悪いのではないか!!


世間の目は俺を嘲笑っている。
世界は俺を見て「うわぁー酷い。お前は神田と上野の間辺りで蠢いていろ!!」と言われている。


恐怖は加速する。
しかし、お洒落なお洋服を買う金も無いし、俺の偽物スニーカーをガラスの靴に変えてくれる魔女もいない。
そりゃ仕方ないから。泣きながら書店に入りましたよ。


落涙しながらレジに行って、「眼球譚」と「大東京トイボックス2巻」を購入しました。
そりゃ会計の時もレジのお姉さんは「あらあら、実写版ネズミ男かと思ったら乞食だわ」とでも思っていたのでしょうよ。


追記
家に帰り、大東京トイボックス2巻を読んでいたが、作中の太陽が着ていたTシャツがすげー欲しい。
たぶん「THE KING OF GAMES」さんの所の「FINAL LINE」シリーズだと思う。今は在庫無し。在庫入り次第買うしかない!といいますか、そうゆう趣味だからセンスが悪いのでは……。いや、まさか…。

*1:昔親戚の叔父さんが何かを強調する時によく「でら」と使っていたけどあれって何処の方便?いい年だったので「デラックス」の略ではないと思われるけど