そのひぐらしが号泣して「あの時、あんな事しなければ…」と嘆く頃に

誰がニートだって? 仕事を探す物語に決まってるでしょ?
誰がオタクだって? そもそも「何の」オタクかわかってる?
誰が勇者なの? 私の渇きを癒してくれる勇者は誰?!

           byひぐらしのなく頃に 皆殺し編アンサイクロペディア

「人生とは暇潰しである」と、過去の偉人か、駅前に存在する段ボールハウスの住人が言っていた。


僕はその言葉通りに、一日の大半を「アンサイクロペディア」を閲覧する事に費やした。
なぜ、そんなことに費やしたかといえば、この24年間声優にという職業に全く興味が無かったが「伊集院光のラジオを次世代聖書にしよう。神からの啓示にしよう」と駅前で叫んでいたら、道行く哀れんだOLから「伊集院光の喋り方って、田村ゆかりのラジオ喋りと似ているよね。いや、田村ゆかりが伊集院に似ているのかもしれないけどさ」と言われ、僕はそんな言葉を無視して「結婚しませんか? 又はヒモという生物を買ってみませんか?」と言ったら半場強制的に白黒の車に乗車させられて、鉄格子の部屋に入れられた。
涙を流しながら、「こんなコンクリートに囲まれた部屋がTBSラジオの電波が!!電波が入らないでしょ!! 早く出してくれよ!!」と、懇願したら白い部屋に入れられ、インクの垂れた絵を見せられて「何に見える?」と白衣の来た女医に言われ「それより、結婚の件は?」と質問に質問で返したら、カルテに「分析不能」と書かれ家の前に投げ捨てられたのだが。家に入り、はて本当に田村ゆかり伊集院光は喋り方が似ているのか? という最初の問題が心を揺さぶり、仕事もせずに一日過ごしこれからの人生の経路や、市民税の未納付について一切忘れてインターネットを用いて調べ始めたのである。
結果は、世間が田村ゆかりの事を「般若」という、キャワイイニックネームもとい二つ名を付けているが、僕個人的な意見とすれば、そんなに般若っぽくない気がするが、僕の知る般若が世間の知る般若とは違う意味を持っている可能性も無きにしも非ず、なのでそこはあえてスルーします。
喋り方?
似てるといえば似てるが、似てないといえば似てない。ただ「喫茶 黒うさぎ〜秘密の小部屋〜」は今後ヘビーローテンションになるかもしれません。