コードギアスR2 #19『裏切り』

ナナリー(目的)を失ったルルーシュと、その気を狙って動きだしたシュナイゼル
ゼロの正体が黒の騎士団に明かされ、手の平を返す黒の騎士団。


「反逆のルルーシュ」というテーマが、当初はブリタニア帝国に対して戦いを挑むルルーシュの姿を「反逆」と捉えていたが、ここまで来ると、ルルーシュの「反逆」はブリタニアに対してではなく、無慈悲に唸りを上げて全てを飲み込もうとする「運命」に対しての「反逆」に思えてくる。
C.C.が『ギアスは王の力 人を孤独にする』と言っていたが、それはこの現実だと分からせる。
ギアスによって手に入れたものは、儚く崩れ何も残らない。
ロロによって生かされた命を使って、ルルーシュは何をするのだろう。
何に「反逆」して、何を残そうとするのだろうか。
次回に続く。