狂いの構造/平山夢明・春日武彦
平山夢明ブームにて、著者の関わった作品を読み漁っていたのですが、たまたま立ち寄った書店にて、春日武彦との対談を纏めた『狂いの構造』を購入。
これがとても面白い。
「狂気とは怠惰から発症する」とか「狂気の日常性」を二人が語り合って、今までに出会ったおかしな人間を紹介したり、過去の異常殺人者の狂気を話し合うだけなのですが、自分に当てはめたり、社会に当てはめたりと中々役立つ本です。
しかし、狂っている人は何故あれほど魅力的なのか。それは対岸の火事の如く鮮やかで煌びやかで異常だからだろうか。まぁ、対岸だからそんな感想を抱ける訳で、火の粉がこちら側に飛んできたら笑えないだろうが、
- 作者: 春日武彦,平山夢明
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/08/30
- メディア: 新書
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