僕らのミライに逆回転

あらすじ:
マンションの建設予定が立つ、ボロボロのレンタルビデオ屋で働く主人公。ある日店長が旅行に出かけて店をまかされる事になる。しかし、そこに主人公の友人のミスにより店中のビデオが消されてしまう。その危機を乗り越える為に、主人公達は自力でビデオのリメイクを始める。


感想:
お金も技術も無い主人公達が、廃材を使って名作のシーンを無理やり復元するシーンがとても面白くて、面白いだけじゃなく、映画のタイトルが現れたときに「あぁーこれ、こんなシーンあったなぁ」とアハ体験すらさせてくれる。
全体としても、コメディーで始まり感動で終わらせる流れも最高だし、途中途中の確実に現実のハリウッドを野次った言葉の数々「これからはアクションとラブストーリーしか置かない」とか。
とにかく、馬鹿馬鹿しく心温まる映画です。



そんで、ここからネタバレを含む余談。
主人公のリメイクビデオが著作権違反で捕まる所で、「地デジカの二次創作の禁止」を思い出した。
まぁ、著作権は製作者の為に必要な権利だと思うけど、第三者の善意のプロモーション効果を、権利権利の一言で片付けるのは、なんか勿体無いなぁと。
昔からお役所以外が声を揃えて言っている事だけど、著作権ってもっと上手く改変されんのかね。