ノウイング

ニコラス・ケイジとSFという組み合わせは、NEXTで痛い目にあったから今回はあまり期待しないで見に行ったぜ。

あらすじ:
学校の創立50周年記念で開かれたタイムカプセルに入っていた手紙には50年間全ての事故が記載されていた。


感想:
あらすじだけを読むと、「アレか!20世紀少年のパクリか! 予言の書か!」と思いたくなるけど。まぁ俺もそんな内容だと期待して見に行ったわけだけど、実際はオカルトから始まってSFに行ってパニック映画になってSFに戻るという壮大な映画だったぜ。
後半辺りで、ヒロインの女性が「ニコラスあんなに疑ってゴメンネ」って、ニコラスに謝るが次のシーンでニコラスの助言無視して「お前の子供連れて勝手に逃げるからな! ふざんけんな!このイカレポンチ!!」とニコラスの子供を誘拐して逃げ出す辺りは、俺でも「スィーツ(笑)」と思ってしまったぜ。まぁ、その後にヒロインはアレだったけど。それにしても、ニコラスの奥さんの死とかあまり話に関係なかったね。
映画館も混んでいて内容も面白かったけど、崩壊以外に派手さは無いし、TVCM見たらパニック映画っぽい仕上がりになっていたから、パニック映画だと思って観たら拍子抜けしてしまうし、あまり評判が上がらずに終わってしまう映画だと思います。

問題点は、災害の件数が序盤で明らかにされる事に対して、劇中に日付をカウントする描写が無いから、今が何時なのか視聴者はわかりずらく、急に災害が起きる事だよね。
あと、宇宙人が太陽拳を使ってニコラスの目潰しをする所、いやもっと違う方法は無かったのかよ……。
そう考えると、最後の「EE」をヒロインが言い出すまでニコラスが気づかない(気づいていたが分からないので無視していた。それをさもヒロインが「私って天才」とばかりに主張したとも取れるが)点も
おかしいし、EEがアノ略って日本人では分からんぞ!


いや、でも面白かったよ。