ドリームクラブ（その1）

ドリームクラブを買ってみた。
知らない方に説明すれば、キャバクラに行って女の子を口説くギャルゲーだと思っていただければ幸いです。と言いますか、知らない方はそのまま知らない方がいいと思います。人生において何にも役に立ちませんし、学校のテストにも出ません。

出だし！！
『２００XX年東京某所……』
この文字から、モヒカン男がバイクで暴れまわる世紀末マンガしか思い出せなかった。
まぁ、そんな東京某所。
道をフラフラ歩いていた主人公は不思議なビデオショップ……って、それは電影少女！！
フラフラ歩いていた主人公は煌びやかなクラブを見つける。
ぼーと眺めていると、店員から突然一年間有効の会員に選ばれた事を告げられ、一週間後フリーターの主人公はやる事が無いのでそのドリームクラブに行ってみることにする。
その時所持金は２万円。所持金というより全財産が２万円。
もし、俺が全財産が２万円だったら絶対にキャバクラなんぞに行かないがこれはゲームなので向かう。
ボーイの女の子（表現が可笑しいが）に指名するホストガール（キャバ嬢）を求められる。
５分ほど考えながら、「千早に似ているから、玲香さんで！！」と言う双方に失礼な理由により玲香さんとの会話。
酒の注文を薦められ、玲香さんの分まで注文させられる。（ここで０円の水をホストガールに飲ませる「水でも飲んでろ！この尻軽女！！」という選択肢があるが、どんなドSが使うのか知りたい）
右スティクを傾けると自身が飲み左スティクとLボタンで玲香さんをジロジロ見れる。あんまりジロジロ見ると「どこ見てんねん！」と注意を受ける。
会話を弾ませ、彼女の趣向を会話より探り出しそのキーワードから親密度をあげていく事がこのゲームのシステムのようだ。
何度か会話をすると制限時間が来る。ここで延長か帰宅が選べるが、帰宅を選んだ時の
「もう、帰らなあかんの？」
にグラっとくる。
今回の会計！

基本料金：７０００円
指名料金：３０００円
ビール：１２００円（俺が飲んだ）
焼酎：１３００円（玲香分）
―――――――――
合計：１２５００円
残金：７５００円

た、高い！
実際のキャバクラの料金なんぞ知らんが二回行ったらPSPgo買える値段だぞ！こんな大判ぶるまいでいいのかフリーターの分際で。

翌週、コンビニでバイトをすると２万円稼げるので２７５００円となり、また玲香さんに会いに行く。
会話を重ねると最後に『好感度アップ』の文字が！帰宅するとメールまで！！
コンビニでバイト２万円
ドリームクラブで２万円を振舞う。
コンビニでバイト
ドリームクラブで２万円を……
ショッピングをする。ここで彼女達に装着できるアイテムやプレゼントを買える。ショーウインドウに飾られるボウリング玉（４５０００円）「玲香に送ったら喜ぶだろうなぁ……」
貯金を始める。
ドリームクラブに行く。２万円……。

キャバクラの怖さが闇金ウシジマくん並に良く分かるゲームだぜ！！