嘘つきの孤独

小さい頃から親や教師に「嘘を付いちゃいけません!」って怒られた事は誰にでもあるだろう。おいらも経験がある。しかし、この世には辛い現実を騙す為の優しい嘘というものが存在し、嘘を付く事が一概に悪い事ではないと人間成長すると気づくもんだ。では、何故小さい頃に「嘘を付いちゃいけません」と教わるのか。その答えは「嘘を付いちゃいけません!」と怒られても「もう嘘なんて付きません」と嘘をついた生粋の嘘つきであるおいらがお答えしよう。
嘘つきは嘘に敏感にである。それは自身がつく嘘のクオリティを維持する為に嘘を審査する機関が脳みそに出来上がるためである。暴かれやすい嘘など付いてもつまらないし、注目を浴びない嘘もまたつまらない。嘘を付くという事は自己表現と現実逃避の手段であるからだ。その為、嘘つきは自分が発する嘘にも、誰かが話す嘘にも敏感になる。
するとどうなるかというと、嘘つきはどんな話にもまず頭の中で否定する。話の矛盾を探し出す。話を全て嘘だと疑うのである。自分より上手い嘘に騙されたくないという虚栄心からなのか、嘘つきが嘘を見破れないとは泥棒が自宅を空き巣にはいられるような大失態だと思うのかどちらか、または双方か、とにかく話を信じない。疑って掛かる。
人を信じない人間は当たり前だが人に信じられない。信じられていてもそれを疑い否定する行為や言動にであるのだから最終的には信じてもらえない。
つまりは、嘘つきになると孤独になるという事で、親や教師は「嘘を付いちゃいけません!」と諭すのである。


と思う。



そんな「嘘つき」がふとネット上を徘徊していたら目にした某記事。
某なんて野暮だからid:hachi_gzkさんの『18歳にして他人を使おうとする男の話 - こめびつの中身(http://d.hatena.ne.jp/hachi_gzk/20090911#1252642205)』を読み思ったのだが、これって嘘臭くない。
いや、世界中のブログに書かれている文章が全て真実なんて思わないし、ブログに嘘を書いてはいけないなんて奇麗事も思っていない。現においらのブログなんて嘘だらけ。
ただ、なんか出来すぎている文章だと思った。
内容を要約すれば、『人を扱う事を学ぼうとする18歳と25歳のブログ主が会話したら、18歳の人をコントロールする術を手に入れようとする過程や行動に25歳のブログ主が唖然とした』という内容で、まぁ詳しくは上記のアドレスに飛んで読んでもらえばいのですが。
おいらの読み終えた感想は、「あぁ、負け惜しみですね。慰めて欲しいですね」という最悪な感想で。本当にその感想を言葉に出した次の瞬間には手に持っていたティラミスを一口掬ったプラスティック製のスプーンで己のめん玉を刳り貫いて、その目玉を謝罪の言葉を込めた120分テープと一緒に送ってしまいたいと思うほど自分に嫌悪した。
でも、おいらは裸の王様には「お前全裸じゃん。SMAPのアノ人気取りかよ!!」と叫んでしまう人間なんですよ。良く言えばピュアで悪く言うとピュアって泣き声を出す蛆虫。いや、王様に全裸だというにしても顔にティラミスがべったり付いた両眼球の無い盲目のおいらが何故に裸だと言えるという訳ですよね。
本当においらってこういう所が幼稚だと思います。(自覚している分たちが悪い!)
誰と張り合っているのか分からない喧嘩をしすぎだし、友達欲しいのに人を批判する。



とにかく。
嘘つきになると、こんな劣等感の塊になってしまうのでみなさん真面目に生きて友達を夢や希望を語り合い、好きな異性を見つけて清い交際をし就職し婚姻を結び、朗らかな家庭を築いてください。
id:hachi_gzkさんには明日から毎朝毎夕id:hachi_gzkさんの家に向かって5分間の土下座を行い、id:hachi_gzkさんが「おいケツかせよ」と言われればすぐさま出向きズボンを脱ぎたい所存でございます。交換殺人の申し出につきましては宗教上の問題によりすぐさまお答えできませんが大宇宙神メグマ様のお導きによって、殺人を行わずとも解決する術を共に考えようじゃありませんか。
もし、おいらのブログに対して名誉毀損で訴えるのでしたら「スーパーハカーにアカウント取られて書かれた内容であり私は無関係だ」と反論しようかと思いましたがそれはとてもつまらない嘘なので、手元にある資産といえば、血に染まったティラミスしかありませんのでそれでどうにか許してもらえませんか。ダメですか、すいません。