Steins;Gate(終)

ネタバレがあります。
シュタインズゲート終了。
全ての個別EDを終えたわけじゃないが、鈴羽・紅莉栖・tureEDを観たら、後はどうでもよくなった。ルカは8章の時点でもうルカルートじゃないかってくらい出来上がっているし、フェイリスはあの独特な口調に俺が何度「イラッ☆」としたか……ご遠慮する。萌郁ルートとダルルートが無いことが本当に残念であった。完璧なBADENDも欲しかった。まぁ作品の性質上タイムループが出来るので完璧なBADENDを作り出すのは岡部がどうしようもない失敗や諦めを起こさない限り発生出来ないのだが。(そうゆう意味では鈴羽ルートはBADENDぽかった)
内容は劇中の『ジョン・タイター』という言葉に妙な即視感を覚え、プレイ後にググッたら現実に登場した人物であった。(オカルト板でそんなスレ読んだ気がしたんだよな……)。面白いのは、その実在した(?)ジョン・タイターが発言した予言がそのままゲームに使われている点であった。
tureEDのラストはどうみても「バタフライ・エフェクト」のパクリです本当にありがとうございました。
カオスヘッドとの繋がりがあると思わせて、実際にはあまり関係がなかった事も俺の予想から大きく外れて残念だった。『アノ公式の副作用によって、タイムマシン理論が出来た』とかなら、面白かったのに。いや、そんな事をすればカオスヘッド未プレイの方は置いてけぼり&ネタバレになってしまうか……。つーか、あの公式はマジでチートだし。タイムマシンもそれと同等にチートだけど。
ストーリー自体は、基本的なタイムトラベルモノに青春群集劇が混ざった内容。ただ、製作会社の趣向からグロい表現は多く鈴羽の手紙には心が折れる。(ゆかりんの演技の凄さもあいまって)
XBOX360というコアゲーマーにしか好かれないゲーム機で発売するだけある作品であった。(まぁ、追加要素入れてPSPとかで完全版出たら泣く)



面白いかつまらないかの二択を出すならば、「面白い」が!
前作カオスヘッドノアのように最初のED→個別ルート&バッドED発生→全てのEDを収集→真のtureED。という流れが無く最初からtureEDに行けてしまうストーリー構成は頂けなかった。
そして、序盤の伏線の張り方がお粗末な為に、プレイヤーはtureEDが予想できてしまう結果もどうかと……。救出失敗はもっと前に持ってきても良かったんじゃないの。
とまぁ、文句を言えばキリが無い。
「面白かった」が改善点が多くみられた作品でした。
それでも、そこらの萌えを全面に出したアニメ化からのメディアミックス展開によって作られたADVよりは数倍は面白いけどな!!
前作のカオスヘッドノアの出来が良すぎたんだよ!!