彼岸島

あらすじ:行方不明の兄を追って吸血鬼が巣食う離島へと向かう主人公とその友達。島に着くと兄の島を支配する吸血鬼の親玉『雅』と戦って欲しいと言われる。


感想:序盤から韓国映画(正確には監督が韓国の日本映画)独特の暗いムードが映画から滲み出していて、ハズレの匂いを醸し出していたがその予想は当たっていて上映時間約2時間半は苦痛の一文字でしか表せない。
面白さをクソ映画という砂漠から探り出すとすれば、アクション要素くらいであり後半のエヴァ初号機を模したオニとの戦いはそれなりに迫力がある。あくまでそれなりだが。
原作であり現在絶賛連載中の彼岸島も、序盤はホラー漫画として描かれ中盤からアクション漫画へと変貌した経緯を持っているために、この映画もホラー映画にしたいのかアクション映画にしたいのか立ち位置が曖昧であったのが一番のダメな所だったのではないでしょうか。島に着いてからは怒涛のアクションの連続なのに最後はホラーテイストな終わり方とは何をしたいのかさっぱりわかりませんでした。