文章の練習

今週はパソコンから離れて、読書と仕事をこなしていました。
特にココに書いて電子の海に流すべき情報は持ち合わせておらず皆様にお伝えすべき私生活での報告も無いので、女性のブログのように「今日○○買いました」「お昼に××食べた」と購入履歴や食生活を赤裸々に皆様にお伝えしてもよろしいのですが、いかんせんわたくしのような人生の若輩者の偏った食生活や浪費癖のこびりついた何の教訓にも成らない情報を並べましてもお読みになられる皆様のお邪魔かと思い、恐縮ながら今日は先日私が涙した話を報告したいと思います。


それは、今週の初めの事でした。
2010年、21世紀ともなりますと携帯電話という電子機器は名のように電話機能もさることながら、メールやネットブラウジングと機能は多種に及んでおります。わたくしもその日は携帯のボタンを操作しながら世界の情報を知り得ようとしておりました。指を動かすたびに世界中で起きたニュースが眼に飛び込み、いやいや、日本の片田舎にいながら世界を知りえるとは頗る便利でありながら、その反面恐ろしい時代になったものだと喜々として私はニュースを読んでおりました。
ふと、わたくしはとあるニュースの一文で指が止まりました。
そのニュースとは、特殊な職業に順ずる女性の話でありまして、皆様のような健全で土日にはちゃんと休暇ならびに休日を貰っておられる方にはちょっとお聞きになられない職業になりますが、声優という職業を行う女性の話になります。声優といいますのは、俳優が身体や動き・声で演技をする事に対して、声優といいますのは、あれですな、声オンリーな俳優と言いますか、現代においては、声での演技以外にも、大晦日という目出度き日に元国営放送局の放送を使って歌を歌う声優もいますからに歌などでも活躍しておられる模様で御座います。
話を元に戻しましょう。
その女性声優というのは、ファンや仲間うちではミンゴスと呼ばれております32歳の女性なのですが、そのニュースによれば、近日撮影された画像に左手薬指に指輪が見え、結婚間近と書かれておりました。わたくしはあまりの唐突な情報に「グハァ、くそカフェオレ吹いたじゃねぇか!!」と驚きを隠せずにおりました。
結末を言ってしまえば、それは誤報でありましたが、それを誤報だと気づくまで私は涙を流しながら「よかったよかった。32歳ならそろそろ結婚すべきだろ。このまま中村先生や原・沼倉コンビと和気藹々としているのも聞いている分は楽しいけど、千早は永遠の15歳でもミンゴスさんは32歳だもんな。この勢いでチアキングも結婚しくれればどうにかこうにかアイマス声優は落ち着くってもんだよ。あー、ゆりしー師匠がいたかぁ……。でも、この涙は何? もしかして悔し涙なの? 俺ってミンゴス好きだったのかぁ……まぁ、シュタゲのクリスティーナは巨乳で可愛かったもんなぁ」と嬉しさと不意に湧いた失恋に涙が止まらずしばしその場で頬をぬらしていたのです。
「コレって恋だったんだ……」



そして、数時間後誤報だと知り「やっぱ、あの人が結婚とかマジありえないって!! もし、もし仮にだよ。ミンゴスから俺に求婚されても困るもん」と手のひらを返した体様になったことはもはや言葉にする事はございません。



今日はこのような事を思いながらこのような人間が生きている事をお伝えしたいと思いペンを取りました。