ウォー・ゲーム

あらすじ:学校のPCをハッキングして成績を書き換えていたデイビットは、新作ゲームを発売前にプレイすべくゲーム会社をハッキングする。しかし、辿り着いた先はゲーム会社ではなくNORADのホストコンピュータ『ジョシュア』だった。ジョシュアが常に行っているアメリカとソ連の核戦争のシュミレートを、ゲームだと勘違いしたデイビットはジョシュアに全面核戦争を提示する。ジョシュアはソレに従い現実でアメリカとソ連の核戦争を起こそうと動き出す。



感想:
作戦会議室内の大型モニタに表示される飛行機の動きを表すランプの光のみを頼りに室内の人間が一喜一憂する姿が実際のコンピュータの叛乱とはきっとこうゆう事から始まるのだろうと。ロボットが人を襲うとかパソコンが動かなくなるとかそんな大衆にも理解できるレベルの出来事ではなく、ほんの一部の人間が違和感を覚えるレベルの静かな叛乱によって人類は滅ぶのだろうと思いましたな。「未知への飛行」の後に視聴したので、内容がなんとなく似ていて、「未知への飛行」にジュブナイル要素を加味した感じの話で、一国しいては人類の命が掛かっている事態に、少年に運命を託す米軍とかファンタジー色が強かったですな、まぁそんな事を言えば、高校生にハッキングされる米軍のコンピュータってどうなっているん?って突っ込みですが。
終わりのジョシュアを止める方法が、まぁ冷戦時代の答えなんでしょうね。
極々普通に面白いのですが、「コイツ何やってんだ?何で電話できるの?」と当たり前ですがハッキングを説明出来る筈がないので、説明無しに主人公がパソコン弄っていろいろするシーンでは、分からない人はポカーンとするかもしれません。