Lonely One(Kick The Can Crew)

10月31日

ブログ。

今日は『疎外感』について書きたいと思います。


今日、先月観た爆笑問題の(秘)民俗学(うろ覚え)のこと思い出した。
それの後半に脳科学の権威が言っていた、『人間しか死を認知できない』
猿や猫、犬は自分の子供や親が死んでもそれを死と認知できず、「何寝てるの?」「なんで動かないの」とそれを死と理解出来ないらしい。
それを見てkbachiはこう思う。


人とはなんと孤独な生き物だろうと。


人のみがそれを死と感じ、その人の魂がこの世にはなくその人がもう生前のように動く事は無いと嘆く。その悲しみを分け合う生命体を地球上には存在せず、ただ人間のみが死を理解できると言うのはなんとも切ない話だ。


梅図かずお著「14歳」で細胞変異で生まれたニワトリ男のチキンジョージアメリカ大統領に言った言葉が身にしみる。




「われわれがいなくなった後、人間はひとりぼっちになるだろう。その時人間は友達が必要になるだろう。それはただの友達ではない本当の友達だ」




新井英樹著「ワールド・イズ・マイン」でアイヌ神話を話すタクシー運転手が、人間は自分の勝手で自然を壊したくせに今になって自然保護を語るなんざ狡賢いと話し、宮沢賢治の詩を歌った



「狡賢い奴は時代が進歩するにつれて次第にいなくなって行くものさ」



たしかに人間にはこの地球上に友と呼べる存在しない。昔からそれに気付いた人間はその孤独を紛らわすために火を使い、道具を作り自分は孤独な存在だけど「それがどうした!俺たちはこんなに凄い事が出来るんだぞ」と無理に力を誇示してきたよう思える。
宇宙人や地底人、UMAを信じる人達はもしかしたらどこかで自分達と同じような存在を求めているのかもしれない。
二〇〇五年未だに宇宙からの来客も無ければ、UMA発見のニュースは流れない。
孤独を紛らわすために人間はどこまで狡賢くなるのだろう。



話は変わり


一昨日と昨日と我が大学にて文化祭が開かれました。
kobachiは人ごみが死ぬほど嫌いなのと精神的にイッちゃったので文化祭には出席はしませんでしたが昨日の打ち上げには実費を払って参加しました。



笑笑にて男12人の打ち上げ……。



傍から見ればなんだかなぁ。ですが、毎年こんな感じなので慣れっこ。
バカ騒ぎの大宴会だったのですが……
まぁ、なんて言うの、大所帯の宴会って最初の30分くらいは纏まって話をするけど、30分過ぎれば自然とチーム分けされてしまうわけですよ。
「大騒ぎしたいグループ」「ひさびさに会ったから近況報告したいグループ」「酒が入った時しか言えないから恋バナしたいグループ」と3、4チームくらいになるのですが、時間が経つごとにチーム内でもメンバーチェンジが行なわれて「大騒ぎしたいグループが結成時4人から6、7人になったりするのですが。ここでメンバーチェンジを一切行なわないグループがいた訳ですよ。
そう、「恋バナグループ」
別に恋バナをみんなに白状しろとまでは言いませんけど、どうなの?四人で1テーブルに固まってウジウジ恋バナってどうなの?他の8人は蚊帳の外ですよ。
せっかくの飲み会なんだからさぁ、もっとみんなとトークしよーよ!!
異様な恋バナグループに他8人は少し引いてたので……


その鎖国グループに乱入しましたよ、私こと切り込み隊長が!!!



kobachi「何話してんの?」
恋バナ1「向こう行ってて」
恋バナ2「何でもない」
恋バナ3「お前には関係ない」
恋バナ4「……」



あぁ、玉砕。



なんだよ。みんな(他8人)の意見を背負って切り込んだのに。この仕打ちなんだよ。(ToT)

そんなスゲェ疎外感を感じました。

恋バナチームの誰か曰く「kobachiは面白いけど真剣な話なんか出来ないでしょ」だって、


……





出来るちゅ―ねん!!!




『誰がお笑いにか興味の無い人間やねん!!こちとら22年も生きてるちゅーねん!!それなりに人生経験積んどんねん!!!そこらのガキより書物の海を泳いどんねん!!!』


と、その場でキレようかと思いましたが、アホ臭いので即、却下。


最終的に恋バナに負けじとこっちも4人で集まり郵政民営化特別会計、戦争の有無、関東大地震はまた起こるのか?等の社会問題をメッタ斬りしましたよ。


僕は負け組ですか?

ノンノンそんな事、死ぬまで分かりません。
ただ、今の自分が勝ち組だと勘違いしてる人はいたらその人は本当の意味での負け組かも。


P.S
kobachiは真剣な話は出来ますよ。ただ、自分のスタンスとして人の相談事なんてのに興味がないだけ。相談ってのは大体誰かに相談している時点でその人の中では答えは決まっていてただその答えに自信が湧かないだけ、後押ししてくれる何かを求めてその人は相談するのだと判っているから。まぁ、ぶっちゃけ下らないモノだと感じているわけですよ。答えの分かる問題なんて解く気がしないもん。
相談者の思っている事に同調して相談者に共感を沸かせれば勝ちですから。
(思っている事=言って欲しい事)
相談される事の多いい方はコレを多用すれば「この人私の事判ってくれてる」なんて相手に思わせる事が出来ますよ。好きな子が相談してきたらこれを使えばもうモテモテ。


そんな感じでクズ野郎でした。

14歳 (3) (小学館文庫)

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