さぁ いこう(wyolica)

昨晩のこと、我が家で飼っていた愛猫が死にました。
車に轢かれて……。



ホントにさぁ、死ぬなよ。もっとガッツだせよぉ。
猫さん、あんたがこんな年末に死んだら、俺の「カウトダウン自殺計画」がぱぁになっちゃったじゃん。仮にね、あんたの死を偲んで、俺が実行しても世間的には、やれ就活失敗によるショックだ、カップルを恨んでの怨恨だ、愛猫の死に耐えられなくなって……。とか通俗な理由で片付けられちゃうじゃん。俺はそんな安易な理由じゃ死なないって。だから、猫さんもよろしかったら生き返ってくれませんかねぇ。ほら、妹なんてショックで未だに部屋に篭りっきりだしさ。あんたが、けろっとした顔で一発「ニャー、飯くれニャー」って叫んでくれればみんなハッピーで俺が例の計画を始動できるんですよ。頼みますよぉー。


なんて明るく振舞ってみても、家族には昼間でも闇が降りております。
誰一人笑わず、弟がロンドンハーツを見てクスッと含み笑いでもしたら、その瞬間、妹が怒る始末。
そんな険悪なムードの中、何も知らない母が夜遅く忘年会帰りしてきました。えらい酔いつぶれ「ケケケケケッ」と奇妙な笑いを飛ばしながら「アイツはいつか医療事故を起こす!」とか言ってました。妹はまた泣いています。



あぁ、命ってあっけないね。



世界が平和になれとかそんな24時間TVのような大層な事は所詮実現出来ない夢想のことですが、我が家、いや、俺の知る人だけは死なないでいて欲しいなぁ。
そんな風に俺を知る人も思っていてくれるのかなぁ。それが自分がいやな思いをしたくないという自己中な考えであっても、そう思ってくる人が一人でもいるなら死なないように努力しよう。
なんて思う今日でした。