風ニ向カッテ叫べ!!

カーテンを抜けるとそこは雪国だった。




そう、川端康成のパクリ。




初雪が吹雪いていたので二度寝しました。
12時、爽快な青空の下、起きるとさっき見た雪が幻だったように感じてましたが、日陰に残る雪を見て安心。
今日の僕といったら、美人軍曹に命令されて、直径10メートルの穴を掘ってました。予備隊のみんなとの共同作業。友人の桐山君が最初に発狂しました。マリオカートのマリオのように「マンマミーヤ」と叫び回るとスコップを地上で見下ろす軍曹に投げつけました。結局はスコップは地上まで届かず、桐山君は衛生班につれて行かれてしまいました。
午後5時、目的の深さまで掘り終わり、地上で整列しました。
軍曹の労いの言葉を期待したのが間違いでした。
軍曹は冷淡な顔で「では、元に戻せ」
僕らは嫌々スコップを持つと穴を埋める為に土砂の山を崩しましたとさ。


はいはい、嘘です。
雪が降ったのは本当。