才能ガナイ

思えば、人生何一つ最後までやり遂げた事がない僕がこんな事で絶望するのは自己中であると思う。

いえ、もう欝です。
昨日の事はどうでもいいのです。
自分の人生を振り返って考えてみると、どうも自分は驚くほど才能の無い人間だと再確認しました。自分の価値、アピールポイントというものが何一つ見当たりませんでした。自信がないのです。去年の就活を諦めた理由だってこの自信の無さが露呈するんじゃないのかという恐怖でした。姓名判断からリクルートの自己診断、手相占いなど。そのような人格や未来を診断するモノは、僕にクリエイティブな仕事を薦めてきました。
「お前は、芸術面で頑張れ。ミュージシャンになれ。エッセイを書け」
それは才能がある事が前提の仕事です。僕にはそんなモノが内在するのか分からないまま、彼らの言うとおりに僕なりに努力をしてきましたが、このように良いと思われる結果は出せませんでした。
今なら思います。
僕はそのような事が出来る存在ではないのだろうと。
では、どのような生き方をすればいいのでしょうか?
いや、生きていていいのでしょうか?
もう分かりません。
努力は報われず、悪い夢は覚めません。