やりすぎコージー

先週の土曜見た「やりすぎコージー」を今朝急に思い出した。
イマヒガチルドレンと銘打って、番組放送作家寺坂直毅を紹介。
はっきり言って壮絶な寺坂の人生。
高校時代に机上旅行部に入部していたら同じ部員に迫られる。これが女ならとても幸せなボーイズビーなんだけど、迫られた相手は男。それがショックで引き籠りに、ラジオから流れる今田耕司東野幸治の番組を聴いて元気になる。(番組中に終始、東野が売れている芸人の批判と「死ね」という騒いでいた所に元気を貰ったとの事)
引き籠りを脱却後、定時制高校に入る。
放送作家を目指す。


まぁ、ここら辺は我らダメ人間にとっては普通じゃないですか。
えっ?違うの?
みんなそんな経験あるでしょ?
俺だって、爆笑問題伊集院光のラジオ聴いて「こんなダメな人間がいるなら、俺もっと気楽に生きよう」と元気貰ったし、ZEEBRAのラジオでHIPHOP好きになったんだけど……。


とにかく、その後紹介された寺坂の趣味が凄い。

  • 紅白の全てのトリとオオトリを歌った人と前振りを覚えている。
  • 毎年紅白の前には身を清めて我が身に苦行を与える為に山に登る。
  • 一人で紅白のミニチュアセットを作り、壊す。(一夜城だから)
  • 日本中のデパートを知っている。
  • 自分の理想とするデパートの設計図を常に描き続ける。
  • デパートに萌える。
  • エレベーターに乗っただけで何処製か分かる。

つまり、単なる奇人なんだけど……。
ここまで来ると偉人の域に達している。
デパート関連の仕事に就けば、最高なのに。命を救ってくれた恩人である今田東野と一緒に仕事が出来るだけで嬉しいらしい。


まぁ、天才っていつも変人と呼ばれるのが世の常だね。