レインディア・ゲーム

福原愛ちゃんが卓球に命を込めて戦った後に放映していた映画。
あらすじは、刑務所の友人に成り代わって、出所後に友人の彼女とイチャイチャしようとした主人公は、彼女の兄貴に捕まり強盗を行うことになってしまう作品。
昔、みうらじゅん兄貴がＢ級映画とはＡ級を作ろうと願う魂が入っていなければＣ級ですらない。と言っていた。つまりは、俺たち制作費が無いからハリウッド映画とか作れないけど、工夫でどうにか乗り越えようぜって言う気迫が籠った作品は傍から見ればバカ映画に観えそうだけど、それこそＢ級映画だ。Ｂ級映画を狙った映画などＢ級になれん！！
って意味だったと思うんだけど……。
これは良いＢ級映画だった。
『ＣＵＢＥ』のように工夫が爆発して、制作費はＢ級以下でも作品はＡ級になってしまった作品とも違って、良いＢ級でしたね。
ガブリエル役のおっさんが異常に気になって、何処かで観た事がある面だなぁ。
と、思い検索をかければ『ゲーリー・シニーズ』と言うおっさんで。
『グリーンマイル』『フォレストガンプ』『クローン』『身代金』と意外に名作に出ている名脇役だった。気になったのは先月眠りかけながら観た『みんな愛してる』（題名だけで、舞城王太郎作品に何かしらの繋がりがあると思い見た）にも出ていたから。
とにかく、この映画は下手に気を使わずに観れて、そして面白かった。
『シャーリーズ・セロン』が中盤にエロくてエロくて堪らなかった。

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