コンスタンティン

キアヌ・リ―ヴス主演『コンスタンティン』を観る。
現代版エクソシストのキアヌが悪魔と戦う話。
キリスト教信者でもないのに、悪魔の名前とか天使の名前を一発で分かるのは、これも女神転生のお陰だと思う。メガテンをプレイしていた為に妖怪とか天使とか悪魔に異常に詳しくなった。


詳しく内容を話せば(ネタバレになるけど)、
聖書に書かれるサタンと四大天使の戦いを人間界と言うフィールドで行なっていた。
毎日、危険プレイをした悪魔側の選手にレッドカードを叩きつけ退場させる審判役として頑張るキアヌ。日頃の不摂生な生活が祟り体を壊し、「俺の審判生命ももうすぐお終いだな」と愚痴っていたら、美人警官から依頼が舞い込み。美人警官と仲良くなろうかなぁー。なんて邪まな発想で依頼を受けたら、場外乱闘をしようとする悪行プレイヤーを見つけて戦う、するとそのプレイヤーがオーナーの息子で逆に返り討ちに合う話。最後は子供の喧嘩に親が出てきて終了。
人の善悪がたった一つの善行や悪業によって反転する姿に、これこそこの世に神も仏もない。と実感した。サタン役の親父の演技が凄くかっこよかった。
神を光と表現するのは偶像崇拝批判ですか?キリスト教の話だったよね?これじゃイスラム……。
最後に、キアヌを慕うタクシードライバーの少年があっさり死んで、最後に生き返ったりキアヌが悲しい顔して少年の為の墓を掘るかと思いきや、キアヌはそんな事すっかり忘れて美人警官とイチャイチャして終わった事に、こいつは地獄に落ちろ!!と、深く願った。デブと眼鏡と少年の死よりも美人警官とネンゴロかよ!!と、つくづくアメリカ映画というものに呆れた。

コンスタンティン [DVD]

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