ナショナル・トレジャー

ナショナル・トレジャー』を観た。
トレジャーハンティングを描いた映画数あれど、ここまで規模の狭いトレジャーハントは驚いた。トゥームレイダーではあのお姉ちゃんが北極行ったりジャングル行ったりと世界中を駆け巡る。名作インディージョーンズであっても遺跡内を貴重な遺産とか言いながらぶっ壊し捲るじゃないの(ハムナプトラも同じ)。つまりは、現代版財宝探し映画に付き物は未開の土地に存在する遺跡の金銀財宝又は、未知の強大な力を巡り悪役(ここは大体金持ちとかライバルの考古学者とか大企業と決まっている)と戦い、道半ばで知り合った財宝を見つける鍵を持った女性か、遺跡のマニアの女性(こっちの場合考古学者の確立高し)とエロりながら財宝探しが決まりなんですよ。
それがこの映画はどうだい。最初は北極と出だしは好調なのに、その後をまぁある物の争奪戦でアメリカに、その後ずっとアメリカ。それもワシントンDC。最初の30分だけワールドワイドでその後はホーム。お前らは引きこもりか!?もっと世界を駆け巡ってお宝を戴け!
と、テレ朝の日曜洋画劇場に登場しそうなうっすーい内容の映画でした。お子様向けだった。何も考えないで観れて面白かった。主演のニコラスケイジが歳なのか激しいアクションが少なくて、展開も王道を突っ走っていた。
結末も君がこれを読んで、「あぁ、この映画のラスとってもしかしたら、お宝を……」と想像したら裏切らずその通りの結果だよ。

ナショナル・トレジャー 特別版 [DVD]

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