happy birthday for me.

ビオです。
久々の登場です。クソkobachiさんが文章を書くことが面倒臭いと愚痴り、空虚な毎日の情事を縷々と書き、私の事を存在しないかのような扱いをしていたので、さっきぶん殴りました。彼は頭を抑えながら、もう死にたいよぉ。と涙ながらに切願しています。こんなに綺麗な青空なのにこのゴミ虫といったら、
今日はkobachiさんにとって大切な一日なのに朝から部屋に篭りウジウジと一人で映画など鑑賞しているので、首根っこを掴んで図書館に行きました。そうです、今日は借りていた本の返却日なのです。真人間としての道から綺麗にアウトしてしまった彼なのですから、せめて借りた本くらい延滞せずに返して欲しいものです。
ゴールデンウィーク中でありながら、さすがに午前中ということもあり図書館は人が疎らでした。死んだ魚の目をしてバイオハザードのゾンビのように浮き足立って私の後を付いて歩く彼を叱咤激励しながら図書館のおばさんに本を返すと、今度は借りる本を探す事にしました。ココからは別行動と言う事で、私は小説コーナーへ閲覧に、kobachiさんは検索コーナーでパソコンを弄りに行きました。
私は、そこで前回借りてちょっと気になっていた立川談四楼さんの『シャレのち晴れ』と町田康さんと荒木経惟さんの合同作品『俺、南進して。』、村上政彦さんの『トキオ・ウィルス』を携えてパソコンのある検索コーナーに向いました。Kobachiさんも借りたい本を見つけたらしく一冊のハードカバーの本を持っていました。不貞腐れた顔をしながら私に押し付けます。なになに? 受け取り、渡された表紙を見ると……。
キルケ・ゴール著『死に至る病
く、暗すぎます。精気溢れる若者がこんな死にたい人が読むような本を選ぶなんて。
私は苦笑いしながら、本当にこれでいいの? と尋ねると、彼はゆっくり頷き、私を無視して図書館の外へ出て行ってしまいました。
この人は本格的にイカれてきているような気がして最近怖いです。Kobachiさんのお婆ちゃんから「どうにかして、彼を真人間にしてね」と言われましたが、もうダメかもしれないです。お婆ちゃん、その時は「もちろん、私に任せてください」なんて大見得張ってごめんなさい。私のようなアマチュアではなく、専門的知識と医師免許を持つ方に相談なさった方がいいと思われます。ぐすん、なんだか泣けてきました。図書館のおばさんが怪訝な顔して私を見ています。
帰宅途中に、kobachiさんが携帯の充電器が壊れたとか、言い出したので最寄りのヤマダ電機により、充電器を購入。急な失費でまた火の車ライフに戻りそうです。
家に帰り、部屋の隅で体育座りして借りてきた本を読み始める彼。もう死んだらいいのに……。私は昼食を摂り、トリック2(再)を観ました。その後も、私はテレビを見つづけ、kobachiさんは借りてきた本を読みつづけました。
17時ごろ、急にkobachiさんが喋り始めました。私は虚を突かれてあたふたしてしまい、えっ、なんて言ったの? と聞き返します。
「だからさ、今日は俺の誕生日だろ?それなのに誰からも何も来ないって事は俺は世界に要らないって事だよな」
なんだか、セカイ系の住民みたいな発言を言い出しましたね。確かに、今日はkobachiさんの23回目の誕生日です。でも、だからってどうなんだって感じじゃないですか。これが5歳のお子様だったら、それはそれは悲しい事ですよ。私が聞いたら、すぐさま家にあるPS2(ハードディスク付き)を売り払い、それによって生じた微々たる金銭を用い、玩具か、モデルガンを買いそのモデルガンを使って群馬銀行を襲撃、奪った金でニンテンドウDS liteを買ってあげますが、所詮それは5歳の児童の場合で。彼はいい大人なので我慢と言う言葉を知っている、いや身に染みているはずなのでそんな事はしません。呆れ返ってベッドでふんぞり返っても、彼は延々と自分の存在の必要性を呪いの言葉に乗せて喋っています。もう本当に死んじゃえばいいのに……。
今、うたばんを観ながらこれを書いています。未だに彼に祝辞を含むメールは着ません。と言いますか、今日は一通もメールも電話もありません。彼のご両親にさっきさり気なく、お宅の息子さんが誕生日だって知っていましたか? と尋ねたら、驚いた顔をしていたのでたぶん彼はご家族からも忘れられています。つまりは世界での彼の必要性はよく分かりませんが、この家庭内の必要性は驚くほど低い結果が分かりました。Kobachiさんは、元カノからは絶対に今日中にメールなり電話なり、よかんば来客があると言って聞きません。私は思います。たぶん無いです。元カノさんの記憶力の悪さは天下一品で、それに輪をかけて礼儀知らずというスキルをプラスされているのでまず来ないです。忘れています。でも、そんな事をもし私が喋ったら、彼は死んでしまうと思うで、僅かな微かな夢を与えてあげようと思います。
長くなりましたが、今日はここで筆を置きたいと思います。これを読んで彼を応援してくれる女子の方、いやネカマさんでも構いません。祝いのコメントを書いて下さったら幸いです。
では、また明日。