片隅で読書

バイト先の昼飯休憩の一時間が凄く暇な為。(他の社員の方と時間合わずにいつも大体一人)最近は、家に転がる本を持っていき読み返している。今日は町田康屈辱ポンチ」、読み返してみて思い出したのだが、この作品の主人公はガラス工場勤務の売れないパンクロッカーであり、事あるごとに金欠をうたい、金の為に知り合いの友人に嫌がらせをする話なのだが、事あるごとに彼は、自分の働く工場の悲惨さ、陰険さを喋る。あぁ、俺もあまり変わらんなぁ。と、まだ働く社員の方を眺めて、「モンテスキュー」という怪しげなジュースをごくりと飲んだ。読んでいると、仕事が終わった社員の方に「何読んでいるの?」と訊かれる為に、いくら「涼宮ハルヒ〜」を読み終わっていなくても持っていけないなぁ。昨日持っていった舞城王太郎も、キョトンとされたし……。