終わった恋と、

女「もう、私達ダメみたいね。別れましょ」
男「えっ、なんで?」
女「なんで、って言われても理屈じゃないの。私達の関係ってもう終わっていると思うのね。ごめんね」
男「そんな。俺の何が悪かったんだよ!」
女「ごめんね」



なんて、男女の直感的な別れ話(具体的な別れ理由の無い感覚的な別れ話)を漫画やTVドラマ、小説で目にしてきて、「のほほほ、あぁおもろ」なんて、嘲笑しながら見ていましたが。
昨晩の電話中、俺もそんな感覚になり元カノに「もう俺、疲れたからお前との縁を切るからな」と言ってしまった事態でござい。いや、冗談じゃなくて真面目なトーンで。だってもうアイツに関わる事に疲れちゃったよ。お前はそうやって週5を朝の5時から深夜11時まで齷齪働けばいいじゃん。何も考えずにさ、特に俺なんて無視してさ。てゆーか、無視されつづけて俺が少し拗ねちゃった所もあったけど。終始アイツは「そんな事急に言われても分かんない。ヤダ」って言っていたけどもうダメなんだよ。俺がもうお前に飽きちゃったんだもん。それにお前は俺がいなくても大丈夫そうだし……。お前は強い子。俺はそんなお前に依存していた弱い子やからね。



そんな出来事があったあくる日の朝、つまりは今日の朝。昨日買ったチャットモンチーのアルバムより「ハナノユメ(album mix)」を聴き、”薄い紙で指を切って〜♪”と唄いながら、俺は独り身の虚しさに打つ拉がれている次第です。一応、(ここが俺の弱くて卑怯な部分だけど)電話の切り際に「もうこんな時間(深夜2時くらい)だから、頭も回らんと思うから、何か言いたい事があったらまた電話してくれ」なんて言っちゃった。弱いなぁ。そんな逃げ道作らんと、きっぱり別れろって。バカ。アーホ。お前のそうゆう態度があかん。もっと卑猥な事でも言って100%嫌われろ!!



それにしても、これで喋れる女子が地球上から消えてもうた。もう拙者はオナゴと会話をすること無く人生を全うするわけやね。あぁ、虚し。働く理由もあらへんがな。


しぇば、俺は何を目指しで、どこさ行ぐのが?(東北弁)