皇国の守護者①

俺はなんと言っても猫が大好きなのだ。親父も俺に負けず劣らず猫が大好きなのだ。そんな親父が酒を呑む度に「人間くらいの大きさの猫がいたら可愛いよな」と申し、俺や妹が「それってトラだから」と突っ込みを入れるのが通例。
そんな感じで人より大きな猫が表紙の『皇国の守護者』をジャケ買いしてみた。
内容は、皇国と呼ばれる日本みたいな国に存在する北領と呼ばれる北海道みたいな島を護る剣虎隊（サーベルタイガース）に属する一軍人新城直衛が皇国を狙う帝国軍と戦う話。
表紙の大きな猫は猫じゃなくて虎でもなくてその世界に存在するサーベルタイガーだった。でも、可愛いので許す。話的には戦争モノで、サーベルタイガーやドラゴンが現れるがファンタジー臭は無かった。
主人公のリアリストっぷりがカッコいい。そして、莫迦中隊長によって死んだ西田少尉とか可哀想……。

皇国の守護者 1 (ヤングジャンプコミックス)