私は小説家になれない。

こんな時間にブログの更新とは、まるで一年前に戻ったようだ。
別に、仕事を辞めた訳ではなく、単に夜勤の為出社時間がPM8:00と成っただけなのだ。
これをご覧になる読者諸君ご安心を。



話は変わり、
今の私はかなり陰鬱だ。
それは仕事前だということもあるが、それ以上に小説家になりたいなぁ。と叶わぬ思いを募らせているからだ。しかしながらどの世界もプロとアマの違いは太陽から冥王星くらい距離があり、また天国からコキュートス並の高低差がある。ようは一介の盆暗男が、「俺、小説家になる!」とほざいた所で、誰も振り向いてくれないし、その者に仕事を与えて、小説家然とさせてあげようとする心優しい方など現れるはず無いのである。
じゃあ、どうする?
ここで、世界の叡智インターネットで検索すれば、小説家への成り方と言うのは大雑把に別けて二通りあるらしい。
まず一つは、世間の方々で主催されいる文学賞に応募し、入選あるいは受賞して編集者に認められるという形式だ。この方法は現在に於いてかなり有効で、世間に溢れる小説家様はほぼこの方法を用いて、文壇にデビューするらしい。
この方法は、もっともメジャーな方法であるからして、その手法を用いる者は多く、しかしながら悲しきや現代社会活字離れなる流行が学生らから一社会人まで充満して、手法を用いたいと願う投稿者に対し受け入れる又は主催する編集局は少ない。ようは需要が増加また腹ばいにして、供給が衰退の一途を辿っているのだ。
じゃあ、この新参者・若輩者がその狭き門を通過できる確率は少ない。いや、皆無だ。

そこで第二の方法。
それは、無芸の私が芸能人または有名人になることだ。
昨今の流行を調べれば、芸能人が自己の体験やトラウマを練りこんだ小説が大ヒットしているらしい。
こりゃ、幸い。
さっそく芸能人になろうと思い、容姿に問題のある私はモデルやら俳優は早々と除外して、お笑い芸人になる為に日夜、「なんでやねん」と手の甲を右方法に振る練習をしている所存であります。


「なんでやねん!」