ハンニバルライジング

ハンニバルレクターの出生の秘密が明かされる。

が、内容なのだが、つまらなかった。
アメリカ人が思い描く間違った日本人が現れて、鎧を拝む姿や日本刀を磨いたり、お面が無数紐で吊るされていた。
どない日本人やねん。
主人公がどう見ても。その後のアンソニーポプキンスに見えず、あの芸術的な殺人を犯す理由が、サスペンス的には通俗なもので驚きよりも呆れてしまった。
まぁ、今まで僕ら視聴者が勝手に創造していたレクター像が肥大化していた。と言えばそうだけど。
ともかく、今までの羊達の沈黙シリーズの続きと思わず、B級的なパロディ作品だと思えば上出来のものである。