生きものの記録

爆笑問題の太田さんが伊集院光師匠に薦めていたので借りて見てみた。
あらすじ:水爆の恐怖から突如、ブラジルへの移住を言い出す祖父とそれに真っ向から反対する家族の話。
感想:祖父の恐怖は判った。
確かに今の時代だって何時日本に原爆が降って来るか判らないのだ。安全なんてない。だから家族だけでも助けようとブラジル移住を考える祖父は人として、いや生物として正しく、社会的には間違っている。
それを頭がおかしいと観るか周りが固執しすぎであると考えるかはおいら達視聴者に委ねられていた。
そして、映画のラスト、祖父は頭をおかしくしてしまい、世迷言を歯科医に話す。
それを聞いた時、おいらは祖父が幸せなのかもしれないと思った。
例え、あのような場所に幽閉されようとも。

生きものの記録 [DVD]

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