プレステージ
予告を観る限りだとかなり面白そうだったが、実際に観てみると回想の多さと視点切り替えの多用で、誰が誰だか分からず、それでもストーリーだけは。
と期待しても、最後の方にSFが入ってきて「それがあったら手品師の話じゃなくてもいいじゃん」という具合だった。
手品師の物語にSF要素を入れたらダメでしょ。あれは奇術を魔術に魅せる技術であって、魔術を使っては手品師ではないではないか。視聴者にバレやすい伏線はるなら最後に回収すんな。その時間が無駄。
あと、ニコラ・テスラをモデルにしたと思われる。「テスラ」という登場人物が、実在したテスラは潔癖症であったはずなのに劇中フランクに握手をしたり、注文された機械を未完成のまま納品したりとあまりにも僕の知るテスラ像と離れていて呆れた。
- 出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
- 発売日: 2008/01/01
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お勧め度は低いです。期待せずに観るならいいかもしれませんね。