made for you(訳:メイドさんからあなたへ)

ある日、漫画家志望の学生が喫茶店でバイトをしていると、そこに手塚治虫先生が来店しました。
学生は驚き、漫画の神様と呼ばれている手塚治虫先生に高揚する気持ちを抑えつつ、自分の持てるだけの語彙を使って先生に自分を紹介して握手を求めました。
先生は快く手を差し出しました。
気を良くした学生は先生に、どうしたら面白い漫画が描けるのですか? という質問をしました。
先生は学生を自分の横の席に座らせると、彼だけに聞こえるような小さい声でこう答えたのです。
「面白い漫画を描く方法? それはね、悪魔にお願いするんだよ」
神様からの《悪魔》という言葉に戸惑う学生は、聞き間違えをしたのかもしれないと。はい? と再度答えを求ました。
「だからね、悪魔に願うんだ。面白い漫画を描く才能以外何も要らない。と、安定した人生も日常に感じる些細な幸せも満足感も、長寿も、愛も、友達も、何もかも全てを悪魔に差し出すんだ」
学生が言葉を無くしていると先生はコーヒーを飲み干し、勘定をその場に置くと店を出て行きました。
後日、学生はその時の言葉を友人に話しました。
友人は笑いながらトキワ荘や先生が既婚者である事を例にあげて、先生にからかわれたんだ。と言いました。
学生はだから怖いと言いました。
先生は奥さんも子供も愛してもいなければ、トキワ荘で出逢った有名な漫画家仲間を友とも思っていない。きっと先生はか細い蜘蛛の糸のような道を一人で歩いているのはないのかと思って仕方なかった。








というのは、嘘の話です。





まぁ、嘘はほどほどにしておいて。
今日のブログの本題。
給料が入って、ウマウマならぬ、うはうはな気持ちでいたのですが、どうも虚しくて。
虚しさを紛らわす為に、無駄に金使って漫画や本を買ってみたがやはり虚しくて、外食しても虚しくて、虚しくて、虚しくて………虚しくて×100。
何がどう虚しいのか分からなくて。
なんかしなくちゃいかん。
どげんかせんといかん!
と、文章を書こうと思った。
あまり語彙を知らなくて、情景描写とか凄く苦手で、いろんな部分に経験が無いので浅い内容しか書けないけど。それでも何かを書かなくちゃいけないような気がした。
誰かに何かをちゃんと伝えなくてはいけないような気がした。
それは、地球外生命を探る為に宇宙に飛ばされた「ボイジャー探査機」ように、高確率で叶わない事を前提とされていようと文章を書かなくていけないと思った。



追記1.
PSPの公式FWのヴァージョンが数日で4.00から4.01になってる。
これが世にいうCFW対策かぁ…。


追記2.