堕落した人生をGETだぜ!!

今更、らっぷびと氏の新曲を聴いたぜ。
悪くないけど、良いんだけどー、微妙な感じでした。
過度に期待してしまう俺が悪いんだけど、もっと上手いか。もっと裏切って欲しかった。
自分なりの考えで言えば、何事も「今までとちょっと変えました」というスタンスって凄くダメだと思っている。徹底的に壊すか、昇華させる。事が大事で、進化で、驚きで、楽しみ。


話は変わり。
アイマスのディレ1のインタビューを読んで。
今まで『仲間』を強調してきた765プロがPSP版では、星井美希が移籍して961プロに入り主人公のライバルとして登場する。
それに関して、発表当時多くのファンが驚いたり、悲しんだり、嘆いたりした。
そりゃそうだ。今まで仲間だった人が敵になるわけだから。星井美希が好きでアイマスを始めた人はやりがいを失くしてしまう。
しかし、それに対してディレ1は『誰もライバルがいない世界」というのは『アイマス』には合わない』と答えている。
一番のアイドルを育てるという事は、大勢で一つの椅子を狙った椅子取りゲームだ。誰かを蹴落として、誰かに蹴落とされて。それでも一番を目指し、進む者しか座る権利がない。
ディレ1は「仲良しこよしの世界」を壊したかったのだと思った。
もちろん二次で何をやっても良いと思うし、それをディレ1が止める権利は無い。
だからこそ、本編のゲームではその本質を正して新しいステージに向かいたかったのだと思う。


ようは、好きな人が今がとても良い環境に過ごしているとどうしても、「これがずっと続けばいいな」と思ってしまいがちだが、本当にその人を思っている人なら、「このままずっとここに居てもいいけど、新しいモノを見たくないの?」と厳しい事を言える。
『優しいからそこ厳しい』
ディレ1はきっと誰よりもアイマスを愛している人間だと俺は感じた。



追記1.
ゲーテが昔「批評に対して自分を防衛することはできない」と書いていた。
当たり前だけど、自己表現が苦手だったりする人って、きっとこれを気にしているんだと思う。
自分を表すと、どうしても批判があって、それに対しては自分は何も言えないからね。
自分で自分を擁護するなんてあまりに悲しい行為だもんねー。