皆が右に曲がった。私は左に曲がりたかったが、

RPGとかで、ラスボス手前になるとゲームをクリアする事が、ゲームキャラとの別れのように思えてしまって、ラスボス手前にままゲームを止めてしまう。小ウサギのような心を持つ俺です。
そのため、コードギアスR2最終回も見ていません。当分観る気がありません。


本当はコードギアスを観ようと思ったんだけど、とてもとてもショックな出来事に遭遇して僕の小うさぎハートは粉々に砕かれました。
やっぱ俺は馬鹿なんだなぁー、人間として欠陥があるんだぁー。真人間になるのは当分先だなぁー。と本当に再確認しました。
まず一つ。
『映画評論家の福本次郎さんの評論が滅茶苦茶で面白い』という記事をネット上で見つけて、読ませてもらったのですが。読んだ誰もが「映画を馬鹿にしている」「これで金を貰っているなんて許せない」「福本、マジ頭おかしい」と感想を述べているのですが、俺はどうしても馬鹿には思えない。
そりゃ、「スカイクロア」をwiiシューティングゲームと例えていたり、「ダークナイト」の感想も的から外れた事を書いているけど。
一つの映画を『主人公の妄想』と考えて片付けるのは、ある意味一つの感想(感想というより逃げ道)だと思うし、「ラスベガスをぶっつぶせ」の感想は俺も福本と同じように感じた。
民主主義に則るならば俺の負けは確定で、そうなったのも、俺は凄く馬鹿で理解力が無いのでこんな風に世間とは違った(間違った)感じ方をしてしまう事が原因だろう。つまりは俺が悪いという事。


というより、映画然り、芸術なんて人それぞれの見方があって、優劣の感想があっていいものだし、それを「これは○○だから、主人公は××の行動をして、映画は△△を伝えているんだ」なんて、論拠に則った筋道描いて突っ込みいれる奴にむかついた。映画を観て感じる事は、そうゆうプロセスをぶっ飛ばして心に来たものだろ。
ホラー映画で感動したっていいじゃないか?実写版ひぐらしで笑ったっていいじゃないか!



そんで二つ目。
一部では有名な話。
第三回日本ケータイ小説大賞受賞作の事。
アレが次世代の小説のあり方ですか? 
アレが200万円を貰える小説。
奇を狙えば良しとするのが、今のお笑い界だと思ってましたが、文学界もそうなのかなぁ。
真面目に長文の文章を打つ作家が読んだら卒倒してしまうよ。
今後は悪い見本として誰も真似せず、無かった事として第四回を目指す人は頑張ってもらいたいと思います。
ケータイ小説って、女性読者が大半だから、そこで恋愛無しの話を作るのは難しいと思うけど、『not恋愛』をテーマに募集したら、もっと面白い小説が集まると思うんだけどなぁ。


まぁ、俺が歳をとって、今時の流行や感じ方についていけなくなっただけだと思うけどね!!
俺の感性が汚物と同等のモノと化しただけだと思うけどね!!
俺って……



ゆっくり、腐ってくねっ!!!(AA略