新劇場版エヴァンゲリヲン:破(二回目)

あらすじ:二回目のなので略。


感想(今度はネタバレ):
同じ映画を映画館で再度観るなんて、小学生の時観たドラえもん以来です。
初回はストーリーの違いに驚愕してキャラの言葉よりも映画のスピードに呑まれて気づいたら終わっていた。
二度目は内容を知っているのだから、「ちゃんと考察しながら冷静に観よう」と心がけて観始めたがレイの特攻辺りでもう涙が止まらなくなって、次回予告が終わったらすぐに劇場を出てトイレで涙を拭いた。
二度目で気づいた点は、

  • ミサトさんやカジさんがシンジやアスカに「もっと世界を見た方がいい。世界は広い」と何度も伝えている点。ようは最後は収束するセカイ系への対処方法を大人が伝えている。
  • アスカが大人になる事が自立ではない事に気づいている。(カジさん大好き♪が無い)
  • レイが人との繋がりの大切さを知っている。
  • シンジ自体は何も変わっていなくて、周囲の変化にシンジ自体が変化したように思えた。(結局逃げるし)
  • 真希波可愛い。(それは初回から……)


ともかく、スタジオカラー作品だけど、実質ガイナック陣で作られているから当たり前だけど、ガイナックスらしいアニメだよ。
最後の、自己犠牲というか大きなモノを守る為ならいかなる犠牲も厭わない精神の爆発。とか、トップ2かと思ったよ。
そして、このエヴァの素晴らしさに対して、『第二のエヴァ』と呼ばれた涼宮ハルヒの体たらくっぷりには呆れてしまうぜ。(他称だから、京アニや角川はなんとも思っていないと思うけど……)