空の境界「矛盾螺旋」

あらすじ:突発的に親を殺してしまった臙条巴は逃げ回っている時に両儀式に助けられ行き場の無い巴は両儀宅に同居する。ある日、街中で殺したはずの母親を見つける。確かに殺したはずなのに生きている母親に困惑する。


感想:
最初から気づいていたけど、今回は完璧なバトルアニメだった。
なんか前回、「魔術師という伏線を活かせ」と書いたけど、あぁも魔術師がいる事が当たり前の世界観だったとは……。
後はいろんな哲学や心理学ネタが沢山で「はいはいユングユング」とか「スワップマンかよ!!」とかいろんなシーンで突っ込みを入れられるアニメは面白いけど、本当に中二病アニメだよね。(良い意味で)
後は序盤の場面転換のシーンが妙に凝っている演出なのが最後まで続けばOKだったのだが、本当に序盤だけで後半は焼きまわし(ループ展開)だったのが残念だったなぁ。
ストーリーはもう下手に手を出すと火傷するレベルの話なので触れません。だって、このアニメは「こうはこうなんだから」という作者の認識(悪く言うと自己満足)が溢れていて一般人感覚では何も言えない。
でも面白かったよ。アーカードが登場するし!!
「困ったときはシンギンザレインを唄っておけ」の前回よりも話に広がりがあって登場人物も多くて、社会不安や現代の家庭状況なんかもテーマに含まれていて。


それはそうと、前回が45分で今回が120分って映画として見に行った人はどう思ったんだろ?
単館上映だったからファンしか観にいかない状態だったから苦にならなかったのだろうか。