マイケル・ジャクソン THIS IS IT

あらすじ:マイケルジャクソンが開催を予定していたロンドン公演のリハーサルの模様をプロモーションムービーを織り交ぜながら亡きマイケルジャクソンの姿を紹介するドキュメント。


感想:
マイケルジャクソンの映画しかり、遺作って亡くなった人的にはどうなの?
「死人にくちなし」とは言うけど、リハーサルの模様って完璧主義者なら絶対にみせたくない所じゃないの?ほら、ディズニーランドの裏側を放送しないみたいに。なのに、こうやって公開していいものなのかね。忌野清志郎の遺作は未完成なのにCD化していいのかね。
まぁ、そんな青臭い事はここまでにして映画紹介。

KINGofPOPと呼ばれたマイケルジャクソン。仲間に慕われながらも尊大にならず回りに気を使いながらステージを組み立てて行く姿は、人との接し方に苦労した姿が見て取れた。
一つ一つの曲のリハーサル光景とそれに使う予定だったPVが流れる事にって、僕はまるでマイケルジャクソンのライブに来ているような感覚になってマイケルの歌にうっとりしてしまった。
2時間と文字にすると長く感じるが、実際に観ていみると2時間以上の体感時間がある。それは多様な曲と飽きさせない演出。
まさしくKINGの名に恥じない凄いステージだった。
あれがリハーサルって本番はどのくらい凄いんだよ!!


短期公開らしいので、観ていない人は観にいった方が絶対にいいと思う。
ドキュメントだけど、ナレーションとか無くて本当にリハーサルとインタビュー映像だけであれほどの映画を作れるなんて、監督の凄さにも驚いた。あれこそ金の取れるMADだよ。