THE 4TH KIND フォース・カインド

あらすじ:
夫を何者かに殺されてしまった女性が、夫の研究を引き継ぐ為にとある田舎町に移り住む。その町では住民では多くの住民が不眠症に悩まされ、深夜に起きると決まって窓の外に白いフクロウを見たと証言していた。
彼女はその謎を解く為、患者に退行催眠を掛ける事にした。


感想:
映画は衝撃な体験をしてしまった女性のインタビューと再現映像。そして彼女が撮影した当時の記録映像を織り交ぜて進む。ドキュメンタリーっぽい映画。事前に情報を仕入れず予告編のみを信じ映画館に向かい。鑑賞後、あのようなX−ファイル的な事が起こるアメリカとは随分と物騒で、そりゃ銃社会になるな。と大国を襲う大いなる危機に恐怖をしたが、家に帰って調べてみたら、劇中の事件は「あるかもしれないし、もしかしたら嘘かもしれない」程度の事件であり、実際に登場した人物の証明は出来ていないというなんともアレな出来に苦笑した。ドキュメンタリーっぽい映画なのね。あの当時の映像もいい所で画面がブレて胡散臭いと思っていたけどアレなのね。と俺は夢見るお子様だっただけにショックを隠せなかった。
全てを映画だと割り切ったとて、内容を彼女の妄言と取るか未知の存在による脅威と取るかを想像して終わった後に反芻出来るのは面白かったと思います。
X−ファイルとか初期の放送禁止が好きな方はそれなりに楽しめる作品。


劇中の彼女のセリフ「アレは自身を『私は神だ』と言った。でも、それは偽りだ。神があんな絶望感を私に与えるわけが無い」というセリフはとても狂気に満ちていて純粋で説得力のある言葉と思う。