ストライクウィッチーズ2 第一話『再び空へ』&第二話『伝説の魔女』

拝啓、これをご覧になる皆様へ。
ストライクウィッチーズ2が現在ニコニコ動画にて絶賛放映中です。
このアニメを観るまで「ストライクウイッチーズって、あれだろパンツ見せてナンボのノーパンしゃぶしゃぶ的なアニメだろ?」と食わず嫌いの虚勢を張り、「そ、そんな萌えアニメなんか大嫌いなんだから!群馬で放送していない時点で絶対に観なんだからねッ!!」と酸っぱい葡萄理論を地で行っていた訳ですが。
先ほど第二話を観て号泣してしまったので私の人生をこれにてお終いとあいなりました。思えば第一話を鑑賞後「これは、パンツの部分さえ気にしなければ、SFアニメとして良作なのでは?」と若干気づいておりました。いや、気づいた時点で何か大きなモノに飲み込まれそうな予感をひしひしと覚え、その気持ちを押し殺し、第一話の時点では「所詮パンツ!スク水の上にセラー服の上着という学校はエロゲ的にはOKだが、地上波で不特定多数に向けて放送されているという日本は狂っている。そして、そんなアニメも狂っている」とあくまで私の思う一般人を装いストライクウィッチーズから距離を取り一週間を過ごしてまいりました。
しかし、どうしたことか、土曜日になり12時を過ぎるとパソコンを起動しニコニコ動画のアニメチャンネルを開き、運営様からの「一般会員のごく潰しクンはエコノミーだよ」と罵られましても「一向に構わんッ!」と第二話を観ていた所存でございます。


ここで私がストライクウィッチーズについて皆様にご説明いたしてもストライクウィッチーズ2の一話と二話を観ただけの若輩者ですので玄人様の眼福になる事は出来ず、しかしながら初心者様のご期待に添える内容をお伝えする事はいたしく難しく思いますので掻い摘まんで私の琴線に触れた部分をご紹介いたしたいと思います。



まず第一話であります。
第一期を見逃していましたが、ニコニコ動画のコメント機能というのはとても素晴らしく私の疑問と戸惑いを素早くお答えいただけました。
「ケモノ耳と尻尾って?」←「使い魔が憑依するから」
「なんでスカートはかな……」←「パンツじゃなくてズボン履いているだろ」
「私生活でもパンツ……」←「そうゆう世界だから」
「男は普通のズボンなんだな」←「えっ?ふんどし見たいの?」
と、言った次第でございます。

内容におきましては、第一期後、戦線を離脱し学生としての本分を終え無事卒業した宮藤芳佳は母親の家業を継ごうとしていた所にネウロイの再侵攻の知らせが届き再び前線へと赴く話。
平和な世界から新たな敵の登場により戦場に舞い戻る主人公。第二期のアニメの始まりとしては王道のストーリーでした。
パンツに目を奪われる事を除けば、「さすが文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品」と思う出来でありました。



そして、さきほど観た第二話。
あらすじ:突如現われた新型ネウロイに悪戦する宮藤と、新型ストライカーユニット紫電改の不調とシールドを張る事が出来ない不甲斐なさに苛立つ坂本美緒ネウロイのビームにより次々と駆逐されるイタリア海軍。絶望的な場面に戦友が舞い降りるのでした。


「二十歳になると魔力が弱りシールドが貼れなくなる」という坂本さんの説明に、「ハタチはババァ」と世界のロリコン歓喜が聞こえました。
そしてそんな坂本さんの白スク・日本刀一本でネウロイをぶった切るシーンなどは、日本の底力と言いますか、バカを本気でやっている製作会社aicスピリッツには諸手を挙げて賞賛したいと思いました。
素晴らしい!たとえ、後半の戦闘シーンがopの使いまわしだとしてもとても素晴らしく馬鹿馬鹿しい。
第二話は簡単に表すと「主人公がピンチ」→「過去の仲間が参戦」→「新必殺技」→「大勝利!!」→「そしてみんなで新たな戦いへ」とこれまた王道な話ではありましたが、その王道さが在り来たりでマンネリではなく、仲間が助けに来た時の主人公の安堵や懐古を下手な演出無く伝えている為に爽快で心地よいものでありました。



事前情報よりも百合っぽさが無いのでこのまま私に命の灯火と時間があるならば視聴を続けていきたいと思います。