ストライクウィッチーズ2 第五話『私のロマーニャ』

あらすじ:食料の備蓄が底を尽きた第501統合戦闘航空団は、食料の確保の為にルッキーニ、シャーリー、宮藤の三人をローマへと向かわせるのであった。


感想:序盤は、俺の恋するトゥルーデのモジモジする姿をニヤニヤしながら見る事が出来る素晴らしい出だしです。お姉ちゃんカワイイよお姉ちゃん。ペリーヌのくだりはXBOX版をプレイした方のみが納得できるので一期を見逃していてもなんとも役得な気持ちになりました。

中盤はローマの休日をリスペクトした内容。背景の作画がまるでジブリアニメ並に描きこまれており只の萌えアニメではないとスタッフの意気込みが感じられた。

終盤、XBOX版では最弱のルッキーニが特攻で敵を倒す空戦としては味気の無い戦闘でしたが、マリアが皇女様辺りの古典的なオチが観ていてほっこりした。
前回では山盛りのジャガイモ。今回は空からパスタと回を重ねるたびに食料が恵まれる第501統合戦闘航空団って……。そして、山のようにあったジャガイモを一週間で平らげるウィッチの凄さ。


第5話までを観て、11人もウィッチがいるなかで必ず各ウィッチがなんらかで登場している脚本に改めて驚いた。(今回エーリカはずっと寝ていたがエーリカらしさは伝わった)全てのファンが満足できる脚本なんてきっと無理だろうが、それを目指しているスタッフの思いが良く出ていてキャラ愛の感じられる作品だ。



余談、
第四話、第二話の熱い展開が妙にガイナックス臭いと思って調べたら、監督がガイナックス出身でwikiによるとエヴァの作画から始まり、カードキャプターさくら作監グレンラガン作監ガンダム00作監。と物凄い人だった。ちなみにストライクウィッチーズが初の監督作品らしい。そうなれば、第五話の背景や迫力とエロのある空戦シーンにも納得できる。